サミー・ヘイガー「金は悪の根源ではない。強欲が問題」

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サミー・ヘイガーが、マイケル・アンソニー(B)、ジェイソン・ボーナム(Ds)、ヴィック・ジョンソン(G)と結成したバンド、ザ・サークルの新作のコンセプトについて語った。

◆サミー・ヘイガー画像

『Space Between』とのタイトルで、「金と欲の間にある危険なスペース」が題材となっているそうだ。

ヘイガーは『Broward Palm Beach New Times』のインタビューでこう語った。「金は諸悪の根源だっていう誤解がテーマだ。なぜなら、実際のところ、金ではないんだよ。(金があれば)貧しい人たちに食事を与えられる。病気を治せる。人々を幸せにできるし、金で戦争を終わらせることができる。でも、強欲が問題なんだ。これがアルバムのテーマだ。俺が金持ち、貧乏両方を経験して発見したことだ」

ヘイガーは4歳のとき、父親が刑務所に入り、ホームレスになったという。母、兄姉3人と車の中で生活していたそうだ。「いま思うと、酷いもんだ。でも、当時は楽しくもあった。俺の母は素晴らしい母親だった。料理もすごく上手かった。俺ら、腹がすいて死にそうだったと思ったことはなかった。フード・バンクを使ってたよ。だから、俺はいま、彼らを支援してるんだ」

彼は、毎回、公演を開いた街のフード・バンクに寄付しているという。

ザ・サークル初のオリジナル・ソングによるスタジオ・アルバム『Space Between』は、2019年1月のリリースを予定している。

Ako Suzuki
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