ステージキーボードに求められる音色・機能を凝縮した「Nord Electro 6」、ピアノのリアルな質感とパフォーマンス性を追求した「Nord Piano 4」

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キーボーディストから絶大な人気を誇るClaviaのステージ・キーボードの新モデルが登場。「Nord Electro 6」3モデルが9月22日、「Nord Piano 4」が12月中旬より発売される。9月10日に行われた発表会には、センセーショナルポップユニットshowmoreが出演、ライブパフォーマンスでその魅力を伝えた。


▲物理ドローバーと61鍵セミウェイテッド・ウォーターフォール鍵盤の「Nord Electro 6D 61」(上段)と、電子ドローバーと73鍵ウェイテッド・ハンマー・アクション・ポータブル鍵盤搭載の「Nord Electro 6 HP」


▲物理ドローバーと73鍵セミウェイテッド・ウォーターフォール鍵盤の「Nord Electro 6D 73」(上段)と、88鍵ウェイテッド・ハンマー・アクション鍵盤搭載の「Nord Piano 4」(下段)

■3つのサウンド・セクションが同時使用可能になったNord Electro 6


▲Nord Electro 6D 61

▲Nord Electro 6D 73

▲Nord Electro 6 HP

「Nord Electroシリーズ」は、音楽シーンで使用頻度の高いオルガンやエレクトリックピアノといったキーボードの音色を、軽量でコンパクトなボディに収めたモデル。世代を重ねるごとにキーボーディストがライブ演奏に求める音色や機能をアップデートしてきた。

「Nord Electro 6」はその第6世代となるモデル。アップデートの目玉は、オルガン、ピアノ、サンプル・シンセの3つの独立したサウンド・セクションすべてを同時使用することが可能になったこと(従来は2つまで)。これにより音作りの幅は格段に向上した。ユーザーインターフェイスではパネルを一新、直感的で使いやすく進化。音切れのないプログラムの切り替え(シームレス・トランジション)にも対応し、よりフレキシブルなステージキーボードに仕上がっている。


▲showmoreの井上惇志がデモンストレーション。ディスプレイの右側にあるのが、ピアノ・フィルターのボタン。BRIGHT/MID/SOFTにボタンひとつで切り替えられる。

発表会にゲストとして登場したshowmoreの井上惇志が、気に入った機能として挙げたのが「ピアノ・フィルター」。ワンボタンでピアノにイコライザーをかける機能で、曲中の展開に合わせて切り替えることで1つの音色でもいろいろな表情が出せる。SOFTでメロウに、BRIGHTでホンキートンクのようなテイストと、従来のEQよりもすばやくキャラクターを変えられることが示された。また、リスト表示もカテゴリ単位ですぐに音色を呼び出せるよう改良されている。

■パフォーマンス性が向上した「Nord Piano 4」


▲Nord Piano 4

「Nord Pianoシリーズ」は、アーティストがライブ・パフォーマンスで求めるピアノの質感や表現力に応えるステージ・キーボード。Nordの中で唯一グランドピアノのハンマーの動きを忠実に再現した「バーチャル・ハンマー・テクノロジー」を搭載している。新モデル「Nord Piano 4」では、パフォーマンス性のさらなる向上が図られた。

ピアノの質感・表現力をアップすべく最大同時発音数は前モデルの倍となる120に。また、「Nord Electro 6」同様のピアノ・フィルターを3種搭載。バージョンアップでフィルターの追加も予定されている。

付属の3本ペダル「Nord Triple Pedal」は、サスティン・ペダルに加えてソフト・ペダルとソステヌート・ペダルを装備。ダンパーを踏んだ時の「ガコッ」という音をシミュレートするダイナミック・ノイズ・ペダル機能を搭載。よりピアノらしい質感が楽しめるようになった。

パフォーマンス面では、音切れなくプログラムの切り替えができるシームレス・トランジションを搭載。また、スプリット・ポイント・クロスフェードにより、スプリット・ゾーン間でグラデーションのようなスムーズな変化を実現。プログラムを並べ替えるオーガナイズ・モードも新たに搭載。あらかじめ曲順に合わせて仕込んでおくことでライブでの音色切り替えが非常にカンタンに行えるようになっている。


▲showmoreは、根津まなみ(Vo/作詞/作曲)、井上惇志(Key/作曲/編曲)の2人によるセンセーショナル・ポップユニット。その音楽性はジャズやヒップホップをベースに多彩な表情を持ち、キャッチーな歌詞と旋律で切なくアダルトな世界観をビビッドに描き出す。今回のライブでは、サポートドラム櫃田良輔(CICADA)を加えた3人の生演奏で、5月発売の1stアルバム「overnight」収録の「恋をした」(CHARAのカバー)、8月発売のデジタルシングル「1mm」の2曲を演奏。

発表会ラストにはshowmoreが登場。ヴォーカルの根津まなみが「Nord Piano 4」を、井上惇志が「Nord Electro 6」を担当、サポートドラムを迎えた3人の生演奏で、最新モデルのサウンドを存分に聞かせるライブパフォーマンスを披露した。ベースレスの編成なので、井上がスプリットでベースも演奏。ピアノ・フィルターやシームレス・トランジションによる音切れのない切り替えなども交え、新モデルがライブステージで即戦力となることを実感させてくれた。


▲普段はNord Stageを使用、Nord Pianoは初めて演奏したという根津まなみは、「こまやかな再現力がすごいなと思いました。ペダルはソフトも付いてて、アコースティックピアノを普段弾いてる人でも扱いやすい。機能のわかりやすさがとても魅力」とコメント。


▲Electroシリーズをずっと使っている井上惇志は「特に感覚的に操作がしやすくて、使いたい音色がすぐ呼び出せる。バンドマンだったりプレイヤー志向の方にはすごい向いている。『これ1台でどこまでできるか』というような、これ1台を長く愛せる機械だなと思います。」としめた。

製品情報

◆Nord Electro 6D 61
価格:オープン(市場予想価格 225,000円前後 税別)
◆Nord Electro 6D 73
価格:オープン(市場予想価格 255,000円前後 税別)
◆Nord Electro 6 HP
価格:オープン(市場予想価格 300,000円前後 税別)
発売日:2018年9月22日
◆Nord Piano 4
価格:オープン(市場予想価格 340,000円前後 税別)
発売日:2018年12月中旬
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