ローランドから軽量&電池駆動のシンセサイザーにライブ演奏に最適な76鍵モデル「JUNO-DS76」登場

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「簡単、軽い、音がイイ」をコンセプトにした初心者にやさしい軽量シンセサイザー「JUNOシリーズ」の最新モデルが登場。ライブ演奏で使いやすい76鍵の「JUNO-DS76」がローランドより9月15日に発売される。

軽量コンパクト設計の61鍵モデル、本格的なピアノ・タッチを実現する88鍵モデルをラインナップしてきた「JUNOシリーズ」。中でも女性でも簡単に持ち運べる61鍵の「JUNO-DS61」は、軽音楽部でバンド演奏を楽しむ学生を中心に人気を集めている。今回登場の76鍵モデルは、「61鍵ではピアノ音色重視のロックやジャズの演奏には鍵盤数が足りない」「88鍵モデルは重くて持ち運びにくい」と感じていた人にオススメのモデルだ。


▲76鍵のベロシティー対応鍵盤に加え、ピッチ・ベンド/モジュレーション・レバー、コントロールつまみ×4、LEVELスライダー×4、マルチ・カラー・パッド×8といったコントローラー、256×80ドットの液晶ディスプレイを搭載。

「JUNO-DS76」は、76鍵ながら6.9kgの軽量設計。76鍵のシンセサイザーでは世界最軽量だ(2018年9月13日現在、ローランド調べ)。この軽さは自宅から練習スタジオ、ライブ会場と機材を持ち運ぶのにとても便利。電車での移動、狭いステージやスタジオでのセッティングも簡単だ。さらに電池駆動にも対応。路上ライブなどあらゆる場面で使用できる。

76鍵は61鍵モデルより鍵域も広く、ピアノのフレーズを余裕で演奏できるほか、右手でオルガンやシンセ、左手でベースといった鍵盤を分割して複数の音色を使った演奏もOK。より奥行きのあるシンセ鍵盤の採用により、弾き心地が向上しているのもポイントだ。

内蔵音色は1,200以上。キーボード奏者が頻繁に使うアコースティック・ピアノ、エレクトリック・ピアノ、オルガン、シンセサイザー音色は、バリエーションも充実。ピアノ、オルガン、シンセなど音色選択は9つの楽器カテゴリーの中から選ぶだけで、すぐに演奏可能だ。さらにローランドの音色ライブラリ・サイトから、バンドで演奏するのに最適な音色を無償でダウンロードして追加することも可能。自分の欲しい音色をすぐに手に入れて演奏できる。

このほか、2つの音色を重ねる「デュアル」や鍵域を分けて複数の音色を演奏する「スプリット」は専用ボタンを用意。重ねた2つの音色のバランスや、マイク・ボリュームなどをコントロールするスライダーなどの操作子も備える。また、さまざまなリズム・パターンを内蔵し、8つのフレーズ・パッドで演奏可能。USBメモリーに保存したMP3/WAVファイルをパッドに割り当てて、バッキング・トラックと演奏することもできるので、ソロ演奏や自宅での練習にも役立つ。さらに8トラックのパターン・シーケンサーも搭載し、楽曲のアイディアをスケッチしたり、ライブ演奏に活用可能。マイク・インプットとUSBオーディオインターフェイスも搭載しているので、PCを使ったボーカル・トラック込みの楽曲制作にも活躍してくれる。

製品情報

◆JUNO-DS76
価格:オープン(市場想定売価 103,000円前後 税込)
発売日;2018年9月15日

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◆Roland 画像
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