<朝霧Jam'18>で絶対に観たいアーティスト4組

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本日発表されたBIGYUKI、本門寺重須孝行太鼓保存会、Jay Daniel、KENTA MAENO(BAND SET)、Tempalay(※アルファベット順)の5組をもって、今年の<朝霧Jam>(2018年10月6日(土)&7日(日)@富士山麓 朝霧アリーナ・ふもとっぱら)の出演アーティストが出そろった。まさに“Jam”の名にふさわしく、洋楽&邦楽、さまざまなジャンルを織り交ぜたラインナップが最高の瞬間の連続を約束している。

【2018年度<朝霧Jam>全出演者】
BIGYUKI
BOREDOMS
CHAI
clammbon
GA-PI
GOGO PENGUIN
本門寺重須孝行太鼓保存会
J.ROCC (DISCO/HOUSE SET)
Jay Daniel
JOHN BUTLER TRIO +
KENTA MAENO
KID FRESINO
KNXWLEDGE
mabanua
mouse on the keys
ムジカ・ピッコリーノ
NAO KAWAMURA
never young beach
SAKURA FUJIWARA
SNAIL MAIL
Tempalay
TENNYSON
YO LA TENGO
YOUR SONG IS GOOD






非常に遅ればせながら昨年朝霧Jamに初めて参加したところ、キャンプなどのアウトドア・カルチャーにさほど興味を抱いてこなかったにもかかわらず、富士山を目前にした超スペシャルな環境×SMASHならではの充実のライブステージ、という至極の乗算にすっかり魅了された筆者が、「2018年の朝霧Jamで絶対に観たいアーティスト」を独断で4組ピックアップしていく。

  ◆  ◆  ◆

■ BIGYUKI



まずは、出演が明らかになったばかりのBIGYUKIだ。ニューヨーク在住のキーボード奏者/プロデューサー/ソングライターである彼は、ア・トライブ・コールド・クエストのアルバム『We got it from Here…Thank You 4 Your service』(2016年)、J.コールの最新作『4 Your Eyes Only』(2016年)にも参加しており、つまりは、日本人初となる「全米1位アルバム2作品に参加」という快挙を成し遂げている。ロバート・グラスパーが2015年に来日した際にはインタビューで「いま最も注目しているのはBIGYUKI。日本のロバート・グラスパーだ」と絶賛するなど、ニューヨークのミュージックシーンでも最重要アーティストとして紹介された。2017年2月には黒人文化を発信するコミュニティ「Afropunk」が主催したアポロ・シアターでのコンサートで、ロバート・グラスパーら数多くの黒人ミュージシャンが参加した中、ただ1人、黒人以外のアーティストとして参加している。と、すさまじいプロフィールの持ち主のBIGYUKIだが、今回名前を挙げたのは、何よりも実際にその演奏に度肝を抜かれたからだ。3月下旬、東京アメリカンクラブにて開催されたリーボックのパーティー<DMX GALA PARTY〜EVOLVE WITH THE STREET〜>(同夜のフィナーレを飾ったのはレイ・シュリマー)にBIGYUKIが登場すると、「1音がこんなにグルービーに鳴るものなのか」と信じられない思いがした。これがアメリカでの百戦錬磨の為せる技なのか、と。今回の朝霧JamでBIGYUKIを見逃したら本当に損だ。もちろん、朝霧Jamというシチュエーションならではの野外フェス・マジックにも期待。朝霧高原という解放感に溢れた神秘的な空間と、BIGYUKIの音楽との相性が良くないわけがなく、(野性爆弾のくっきーに自身の楽曲「2060 Chiron」のミュージックビデオ制作も依頼している)その冴えたアーティスティックなセンスが思い切りスパークするに違いない。


■ KID FRESINO



続いても日本人アーティストを。音楽ファンならすでにご存知 or 最近よく名前を見かけるのが、KID FRESINO(キッドフレシノ)だろう。埼玉出身のラッパー、トラックメイカー、DJ。JJJ、Febbとともに結成したヒップホップ・ユニット“FlashBackS”として活動し2013年にソロデビューしたが、まだ24歳という若さ。2017年1月に生楽器、バンド編成によるEP『Salve』をリリースしており、2018年2月にリリースされた7インチ『Coincidence / Arcades ft.NENE』の2曲も、いわゆるヒップホップ〜ラップというジャンルにKID FRESINOがまったくとどまっていないことを伝えた。「Coincidence」で聴こえるジャジーで狂騒的なバンドサウンド、「Arcades ft.NENE」は、ホーリーなトラックに乗るゆるふわギャング・NENEのラップが本当にクールだ。脂が乗りまくっている。10月24日にリリースされる3年ぶりのフルアルバム『ai qing』の出来も確信できる。いま、観ておきたいアーティスト。朝霧Jamの出演者第一弾発表がサプライズ発表された今年のフジロックの会場で“KID FRESINO”の名を発見した際には、最前線のアーティスを18年にわたってキャッチアップしてきた朝霧Jamのブッキング力を実感したものだ。



■ GOGO PENGUIN



残る2組は、海外勢。クリス・イリングワース(p)、ニック・ブラッカ(b)、ロブ・ターナー(ds)からなるGOGO PENGUIN(ゴーゴー・ペンギン)は、イギリスのマンチェスターで結成されたバンドである。2012年に地元のインディーズ・レーベル“ゴンドワナ・レコーズ”よりアルバム『FANFARES』をリリースすると、ジャイルス・ピーターソンが人気番組の中でベスト・ジャズアルバムとして紹介し、一目を置かれることになった。音楽的素養を紐解くと、ピアノのクリスはラフマニノフ、ドビュッシー、ショパンなどに影響を受けたことが、このメロディアス且つロマンティックなフレーズの源になっているという。だが、彼らが“新世代ピアノトリオ”と称されるのは、その一方で、リズム・パターンや音響的にはテクノ、ドラムンベース、エレクトロニカなどのダンス・ミュージックからも強く影響を受けているからだ。2016年4月の初来日以降は、<Blue Note Jazz Festival><TOKYO JAZZ FESTIVAL>にも出演している彼ら。そのステージを観た筆者の音楽友達によると、「演奏最高。ジャズらしいアドリブがふんだんに入り、録音物とはまるで違った曲のようなダンス・ミュージック」だという。そのライブ感、存分に味わいたい。ずっと観たかった3人のステージを朝霧Jamで拝めるとは、あまりにも嬉しい誤算。名作揃いのGOGO PENGUINのこれまでのアルバムを聴き込むもよし、構えず演奏に身を任せて心のままに踊るもよしだろう。


■ SNAIL MAIL



これだから新しい音楽を聴くことはやめられない、と今年の春に筆者が一瞬で惚れたのが、SNAIL MAIL(スネイル・メイル)ことリンジー・ジョーダンだ。彼女は高校を卒業したばかりの19歳。ボルチモア郊外で生まれ育ち、16歳のときに地元のパンクレーベル「Sister Polygon Records」からリリースしたEP作品『Habit』(2016)で、ピッチフォークやニューヨーク・タイムズといったメディアから賞賛を集めると「Matador Records」と契約し、今年の6月にデビューアルバム『Lush』をリリースした。なんと言っても、特色はローファイなロックサウンドにある。90年代オルタナを想起させるメランコリックな歌声も、凄みがあって既に堂に入っている。だが、これらのキーワードから勘違いされるかもしれないが、SNAIL MAILは玄人好みの新人というわけでは決してなく、幅広く人の心の琴線に触れる懐の深さが評価ポイントだ。USローファイ・ロックに旋風を巻き起こす新たな神童との呼び声も高く、10月4日@大阪・梅田Shangri-La/5日@東京・渋谷WWW Xの初来日タイミングのワンマンも、東京公演のチケットが売り切れてしまったと先日アナウンスされたばかり。間に合わなかった方は、朝霧で共に観よう。未知数な部分が多いだけに、ステージが楽しみなアーティストでもある。


  ◆  ◆  ◆

今年も最旬からベテランまで多彩なアーティストが登場する朝霧Jam。BARKS編集部としては、ぜひ、新たな音楽と出会ったり、観たかった念願アーティストを観たりと、思い思いにすばらしい時間を過ごしてほしいと願う。これで2日通し券チケット料金がひとり¥15,000(税込/キャンプ利用を含む)というのは、破格の値段だと思う。そしてもちろん音楽が鳴り止む夜は、たっぷりキャンプを楽しむのが朝霧Jamの醍醐味だ。さらにそこでは、おいしい地元のフェスごはん、ワークショップ、マーケットが待っている(※その詳細情報も、もちろんBARKSでのちほどご紹介する)。







最後にもう一つおすすめしたいのが、昨年とても便利だったため今年も筆者は利用する「会場内直行ツアーバス」だ。新宿、上野、さいたま、横浜、名古屋、京都、大阪発があり、往復or片道を選ぶことも可能。会場に間近とは言え、ふもとっぱら・場外駐車場から会場まではシャトルバスで約10分かかるところ、このツアーバスはダイレクトに会場にたどり着く。しかも、ツアーバス利用者限定特典として宅急便受付コーナーが用意され、キャンプ用品等のかさばる荷物を朝霧Jam会場まで事前発送できる。ツアーバスは、満席になり次第、申込の受付は終了するので、気になった方は早めのチェックをおすすめしたい。









文◎堺 涼子(BARKS)
朝霧Jam 写真◎宇宙大使スター

  ◆  ◆  ◆

<“It’s a beautiful day” Camp in 朝霧Jam>

2018年10月6日(土)7日(日) 富士山麓 朝霧アリーナ · ふもとっぱら
※総合問い合わせ/オフィシャルサイト:http://asagirijam.jp

[OPEN/START]
■開場・キャンプ開始 10月6日(土)10:00 〜
■開演 10月6日(土)14:00 〜
■終演・閉場 10月7日(日)20:00 ※予定
■キャンプ終了 10月8日(月)11:00 ※指定キャンプサイトに限る
※場内駐車場、ふもとっぱらオートキャンプ駐車場、ふもとっぱらキャンプ駐車場:10月8日(月)11:00まで指定場所でのキャンプが可能

[TICKET ]
■ 入場券(2日通し券):¥15,000 (お一人様・税込み)
こちらのチケットでキャンプも行って頂けます
小学生以下のお子様は保護者の同伴に限り入場無料です

■ 駐車券(2名以上〜受付)
場内駐車券:¥8,000(車1台・税込み) ※Thank you SOLD-OUT
ふもとっぱらオートキャンプ駐車券:¥9,000(車1台・税込み) ※Thank you SOLD-OUT
ふもとっぱらキャンプ駐車券、¥6,000(車1台・税込み) ※Thank you SOLD-OUT
場外駐車券:¥4,000(車1台・税込み)

※お車でご来場の場合は、必ず入場券と併せて駐車券をお求めください。駐車券のみの販売はございません。
※「場外駐車場」以外は売り切れとなっています。
※場外駐車場、ふもとっぱらオートキャンプ駐車場、ふもとっぱらキャンプ駐車場から会場まではシャトルバスでの移動となります。
※全券種売り切れ次第販売終了となります。先行販売にて売り切れました券種の一般発売の取り扱いはございません。

[TICKET 購入方法]
http://asagirijam.jp/ticket/

[ACCESS]
http://asagirijam.jp/access/

[問い合わせ]
■ SMASH:03-3444-6751
■ HOT STUFF PROMOTION:03-5720-9999

▲<朝霧Jam'18> チケットページへ(e+)

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