全米アルバム・チャート、ポール・マッカートニーが36年ぶりの1位

今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、ポール・マッカートニーの5年ぶりの新作、18枚目のソロ・アルバム『Egypt Station』が初登場で1位を獲得した。ポールにとって1982年リリースの『Tug Of War』以来36年半ぶりの全米No.1となった。
◆ポール・マッカートニー画像
ソロでは3枚目―『McCartney』(1970年)、『Tug Of War』(1982年)、『Egypt Station』(2018年)、ウイングス時代も入れると-『Red Rose Speedway』(1973年)、『Band On The Run』(1973年)、『Venus And Mars』(1975年)、『Wings At The Speed Of Sound』(1976年)、ライブ・アルバム『Wings Over America』(1976年)―計8枚目となる。『Billboard』誌によると、この中で、初登場で1位に輝くのは『Egypt Station』が初めてだという。
マッカートニーはこのほか、ザ・ビートルズの作品(ベスト盤も含め)19枚が全米1位を獲得している。
先週トップだったエミネムの『Kamikaze』は2位に後退。コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージックのシンガーLauren Daigleの『Look Up Child』が3位に、ラッパーRussのセカンド『Zoo』が4位にチャート・インした。
今週はこのほか、ヒップホップ・デュオ$uicideboy$の『I Want To Die In New Orleans』が9位に初登場したほか、9月7日に急逝したマック・ミラーの最新作『Swimming』が71位から急上昇し6位に再エントリーしている。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
【俺の楽器・私の愛機】868「あの時の憧れと現実が今」
ポール・マッカートニー、生前のジョン・レノンのヴォーカルとデュエット
ポール・マッカートニーの80歳の誕生日を記念し、フォースリン・ロードで演奏できるチャンス
ポール・マッカートニー、テイラー・ホーキンスを追悼
ポール・マッカートニー、「ストーンズはブルースのカヴァー・バンド」発言の真意をキースに釈明
ポール・マッカートニー、80歳でグラストンベリー・フェスティバルのヘッドライナーに
ポール・マッカートニー、新ツアー<GOT BACK>の開催を告知
ポール・マッカートニーのベース、史上最高額で落札
ポール・マッカートニーの弟「僕がザ・ビートルズに加入していたらオアシスの道を歩んでた」
