サラ・ブライトマン、5年ぶり新作でYOSHIKIとコラボ

ツイート

サラ・ブライトマンが、ニュー・アルバム『HYMN~永遠の讃歌』(原題:HYMN)を11月9日(金)に世界同時発売することが決定した。2013年の『ドリームチェイサー(夢追人)』以来、およそ5年ぶりのオリジナル・アルバムとなる作品だ。

◆サラ・ブライトマン、YOSHIKI画像

同新作はサラの宇宙への想いが反映された『ドリームチェイサー(夢追人)』から一転、シンプルなものへの回帰がテーマになったというアルバムで、レコーディングはハンブルク、マイアミ、ロンドン、バンクーバー、ロサンゼルス、ニューヨーク、ブダペストで2年間にわたって行われたという。アルバムについてサラは次のように語っている。

「“HYMN(讃歌)”という言葉について、そしてそこから思いつくことは何だろうって考えたの。私にとって、それは喜び、希望と光、親近感があって安心感があるものを意味していた。それこそ自分の人生の中で私が必要としていたものだった。私がこれまでにやったきた全てのプロジェクトも全て私の感情から生まれているわ」──サラ・ブライトマン


タイトル・トラックの「ヒム」は、イギリスのプログレッシブ・ロック・バンド、バークレイ・ジェイムス・ハーヴェストの1977年作『Gone to Earth』からの楽曲だ。アルバム・プロデューサーのフランク・ピーターソンは「イギリスやアメリカではあまり知られていないバンドではあるものの、ドイツではとても有名で、誰もがこの曲を歌えるんだ。私はずっと「ヒム」は美しい曲で、世界でもっと知られるべきだと思っていたので、サラが歌うことでそうなるといいね」とコメント。サラ本人も「私にとってこの曲は、地に足がついていると同時に、この世のものではないような美しさを持っているわ」と語っている。

また、本アルバムにはX JAPANのリーダー、YOSHIKIの作曲によるナンバー「Miracle」の収録も決定している。「Miracle」はX JAPANのワールド・ツアーのオープニング楽曲として使用されてきた作品で、YOSHIKIは今回、ピアニストとしてレコーディングにも参加。壮大なメロディとサラの歌声が溶け合った神秘的な世界を聴くことができる。サラは同曲について「このアルバムの中で一番の大作」としながら、「カール・オルフの「カルミナ・ブラーナ」のような要素があり、とても気に入っています」とコメントしている。

サラ・ブライトマンはYOSHIKIが音楽監督を務めた映画『REPO! レポ』(2009年日本公開)で主題歌を歌っており、同作以来のコラボレーション実現となった。なお、9月21日にドイツ・バイエルン州のルートヴィヒ祝祭劇場で行われるサラ・ブライトマンのコンサートでは、YOSHIKIのピアノとの共演で「Miracle」を披露予定とのことだ。

▲YOSHIKI

この発表に合わせて、アルバムからのニュー・シングル「夢 feat. ヴァンサン・ニクロ」(原題:Sogni)が配信開始となった。アルバム発売に続いて11月24日からは、南アメリカを皮切りに5大陸で125公演を行なう「HYMN」ワールド・ツアーがスタートする。


ニュー・アルバム『HYMN~永遠の讃歌』|『HYMN』

2018年11月9日(金)世界同時発売
UCCS-1244 ¥3,000(税込)
【収録曲】
1. ヒム・オーヴァチュア
2. ヒム
3. 夢 feat.ヴァンサン・ニクロ
4. スカイ・アンド・サンド
5. 私たちのために歌う
6. フライ・トゥ・パラダイス feat.エリック・ウィテカー・シンガーズ
7. すでに胸の中で (ルクレツィアの物語)
8. フォロー・ミー
9. ユー
10. ベター・イズ・ワン・デイ
11. 君こそ我が心のすべて
12. Miracle feat. YOSHIKI
13. タイム・トゥ・セイ・グッバイ
14. ドーン(Pop Version)*
15. スカイ・アンド・サンド(Pedi Remix)*

*日本盤ボーナストラック

CD予約、配信、ストリーミング:
https://lnk.to/SarahBrightmanHYMN

この記事をツイート

この記事の関連情報