坂本龍一「energy flow」MVが20年を経て制作+村上春樹が『BTTB』20th盤ライナーノーツ執筆

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坂本龍一の『BTTB -20th Anniversary Edition-』が9月26日に発売されることを記念して、同盤に収録される「energy flow」のミュージック・ビデオが公開された。

◆「energy flow」MV映像

「energy flow」は、99年に発売されたシングル「ウラBTTB」の収録曲だ。第一三共ヘルスケア(当時:三共)リゲインEB錠のCM曲として使われ、社会現象ともいえるブームを巻き起こし、ミリオンセールスを達成した同シングルの牽引的な楽曲である。そんな99年を代表する1曲でありながら、「energy flow」のミュージック・ビデオはなかったため、今回その映像が作られ公開されることとなった。

映像は、NYを拠点とするクリエイター・チーム、Zakkubalanが制作した。地球で最も霧深い場所といわれるカナダのニューファンドランド島で撮影され、まさに「energy flow」の世界観を視覚化した作品が20年の月日を経て出来上がった。



今回の映像に関して、坂本龍一、Zakkubalanからそれぞれコメントも寄せられている。

  ◆  ◆  ◆

<コメント>
エナジーフローという曲は、映像をつけるのが実は難しい曲だ。
今回、Zakkubalanさんたちは苦労してよくやってくれたと思う。
うっすらと、故郷を離れ、また帰ってくるというようなストーリーが受け取れる。
── 坂本龍一

<コメント>
坂本さん自身、そしてその音楽は自然界の重要な要素である樹木、水、風、霧に対する深い親しみを表現しています。
同じように私たちも人間と自然環境のかかわり合いに興味を持っています。

漁師達が数千年に渡り居住してきたニューファンドランド島(カナダ)は、それらの自然現象に出会うパーフェクトな土地でした。
大西洋の外れにあるその島は、地球上で最も霧深い場所というユニークな気象条件の下にあります。
長谷川等伯の松林図にインスパイアされた私たちは、今回の映像制作において、この島の風景を切り取ることにしたのです。
── Zakkubalan

  ◆  ◆  ◆


『BTTB -20th Anniversary Edition-』は、坂本龍一が1998年に発表したピアノ・アルバム『BTTB』の20周年記念盤であり、今回は、98年に発売された初回限定盤に加え、翌年リリースされた「BTTB(通常盤)」に加えられた「snake eyes」と「tong poo」、さらには海外発売されたインターナショナル盤に収録された「reversing」、そしてシングル「ウラBTTB」より「energy flow」を収録するまさに『BTTB』完全盤といえる内容となった。また、今作のライナーノーツを作家 村上春樹が執筆している。その内容も気になるところだ。

坂本龍一『BTTB -20th Anniversary Edition-』

2018年9月26日発売
¥2,600(税抜)
WPCL.12924

1- opus
2- sonatine
3- intermezzo
4- lorenz and watson
5- choral no. 1
6- choral no. 2
7- do bacteria sleep?
8- bachata
9- chanson
10- distant echo
11- prelude
12- sonata
13- uetax
14- aqua
15- energy flow
16- snake eyes
17- tong poo
18- reversing
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