キッスのP・スタンレー「18年前のフェアウェル・ツアーとは違う」

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最後となるツアー<One Last Kiss: End Of The Road World Tour>の開催を発表したキッスのポール・スタンレーが、2000~2001年に行なった<Farewell Tour>と今回のツアーの違いを語った。

◆キッス画像

スタンレーは『Rolling Stone Music Now』ポッドキャストでこう話した。「あのフェアウェル・ツアーは、2人のオリジナル・メンバー(エース・フレーリーとピーター・クリス)が復帰した時代の終わりだった。単調でつまらなく、難しく、ハッピーではなくて、“もういいだろう”って感じだった。そしてツアーが終わったあと、俺がさよならを言いたかったのはバンドじゃない、2人のメンバーにさよならを言いたかったんだって気づくまでにそう時間はかからなかった。そこが違う。いまのバンドは19年やってきて、これ以上にないほど良く、ハッピーだ…でも、それらすべてを考慮しても、終わりについて考えるときが来た」

キッスは9月19日、アメリカのオーディション番組『America’s Got Talent』に出演した際、ラスト・ツアーの開催を発表。スタンレーはそのとき、「これは俺らの最後のツアーになる。これまでで最も激しく、最もでかいショウになる。俺らを愛する人達、俺らを観に来てくれ。これまで俺らを観たことがなければ、これがそのときだ」と話した。

<One Last Kiss: End Of The Road World Tour>の日程は今後、発表される。

Ako Suzuki
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