ヤマハ「MONTAGE」のサウンドと操作性を継承、アクティブに持ち運べるシンセ「MODX」3モデル

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ヤマハから、ステージキーボーディストのニーズに応える豊富な音色とコントロール機能を強化したシンセサイザー「MODX」(エムオーディーエックス)が登場。61鍵の「MODX6」、76鍵の「MODX7」、88鍵の「MODX8」のラインナップで10月13日に発売される。

「MODX」は、ヤマハの最新のフラッグシップシンセサイザー「MONTAGE」(モンタージュ)の高品位なサウンドと操作性を継承。アクティブに活躍するキーボーディストのニーズに応える可搬性に優れたコンパクト&軽量を実現したシンセサイザーだ。


▲MODX8は1,333(W)×404(D)×160(H) mm、13.8kg。

▲MODX7は1,144(W)×331(D)×134(H) mm、7.4kg。

▲MODX6は937(W)×331(D)×134(H) mm、6.6kg。

サウンドエンジンには「MONTAGE」同等の、生楽器のリアリティとシンセサイザーらしい表現力を兼ね備えたAWM2とFM-Xのハイブリッド音源を搭載。2000種類以上もの豊富なプリセット音色を備え、多彩な音楽ジャンル、演奏シーンに柔軟に対応する。

操作性の高いユーザーインターフェイスも魅力の一つ。7インチのタッチパネルディスプレイを中心に配置し、カテゴリーサーチやキーワード検索による音色選択や、ライブ用の音色セットの作成、演奏中の音色切り替えなど、キーボーディストにとって基本となる操作を視覚的にわかりやすくミスなく行える。さらに演奏表現の幅を飛躍的に広げる「Motion Control」機能により、複数のパラメーターを一つのノブで集中的にコントロール。「MOTAGE」から継承搭載したスーパーノブ、モーションシーケンサー、エンベロープフォロワーなどを駆使することで、さらに高度な演奏表現が可能だ。

このほか、自分で作成したカスタムサンプルやソフトウェアベンダーが販売するライブラリーデータを読み込んで使用できる1GBのユーザー・メモリー、16トラックシーケンサー、外部音源やマイクなどを接続できるA/D Inputs、USBオーディオインターフェイス機能なども搭載。さらにDAWソフトCubase AIもバンドルされる。

日常的に楽器を持ち運ぶアクティブなステージキーボーディストにうれしいのが、軽量なボディによる優れた可搬性。61鍵モデルが6.6kg、71鍵モデルが7.4kg、最も重い88鍵モデルでも13.8kgと非常に軽量。さらにオプションで、「MODX8」用は安定性の高いキャスター付きソフトケース、「MODX6」「MODX7」は背中に背負えるバックパックタイプのストラップ付きソフトケースを用意した(価格はそれぞれ12,800円、13,800円、21,000円)。鍵盤は「MODX6」「MODX7」がセミウェイテッド鍵盤、「MODX8」はGHS鍵盤を採用。軽量設計でありながら本格的な弾き心地を実現している。


▲MODX6、MODX7にはバックパックタイプ(左)、MODX8にはキャスター付き(右)のソフトケースをオプションで用意。本体と同じ10月13日発売。


製品情報

◆MODX6
価格:オープン(市場予想価格 117,000円 税別)
◆MODX7
価格:オープン(市場予想価格 148,500円 税別)
◆MODX8
価格:オープン(市場予想価格 171,000円 税別)
発売日:2018年10月13日

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