BOSS、人気モデル「ディメンションC」&「メタルゾーン」を熟練の技術で再設計、“技WAZA CRAFT”シリーズ「DC-2W」&「MT-2W」登場

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BOSSコンパクト・ペダルの人気モデルを熟練の技術で再設計、サウンドと機能をさらに高めた「技 WAZA CRAFT」シリーズの最新モデル2機種が登場。「ディメンションC DC-2」を再現した「DC-2W」、「メタルゾーン MT-2」をブラッシュアップした「MT-2W」が10月19日にローランドより発売される。いずれもオリジナル機の音色を再現しながらも、新しい機能を追加、現代の音楽シーンにも対応するバリエーション豊かなサウンドで演奏が楽しめるモデルとなっている。

■立体的な音の広がり感が人気の2モデルを1台に凝縮した「DC-2W」


「DC-2W」は立体的で奥行きのある広がり感が得られ、1980年代の音楽シーンで活躍、販売終了後も中古市場で人気のコンパクト・エフェクター「ディメンションC DC-2」を再現したモデル。さらに「DC-2」開発のベースとなり、レコーディング・スタジオの定番として、評価を得たローランドの音響機器「ディメンションD SDD-320」のサウンドも搭載する。

ベースとなった「SDD-320」は、立体的な音の広がりと変調感の少ない心地よいゆらぎが特徴。4つのボタンで効果のバリエーションを選ぶシンプルな設計だが、2つのボタンを同時押しした際に得られるサウンドも「裏ワザ」的な使い方として広まった。その心地よい効果をギターサウンドにも加えたいという声に応えて1985年にコンパクト・エフェクターとして登場したのが「DC-2」だ。

今回登場の「DC-2W」は、オリジナルの「DC-2」と「SDD-320」の2つの効果が得られるモードを搭載。当時と同じ効果を生み出すためにこだわり抜いたアナログ回路で設計した。さらに「SDD-320」でのみ可能だった2つのボタンの同時押し効果を「DC-2」のモードでも再現。2つのモードと4つのスイッチの組み合わせで合計20種の音色バリエーションが楽しめる。また、「DC-2」がモノラル入力だったのに対して、「DC-2W」はステレオの入力に対応。他のステレオ出力エフェクターやシンセと接続するなど、より幅広い使い方が可能となっている。


■ロングセラーの歪みをさらに進化させた「カスタム」モード搭載 「MT-2W」


「MT-2W」は、1991年の発売以降、現在までロングセラーを続けている「メタルゾーン MT-2」をブラッシュアップ、「スタンダード」と「カスタム」の2モードを搭載する。

オリジナルの「MT-2」は、入力音を増幅(ゲインアップ)させたあとにさらに歪ませるBOSS独自のデュアル・ゲイン回路設計により、ヘビーメタル/ハードロック・ギタリストが求める激しく深い歪みを実現、現在も人気の高いモデルだ。対する新モデル「MT-2W」はそのデュアル・ゲイン回路をベースに、厳選したアナログ・パーツを用いて中枢となる回路をディスクリートで再設計。「スタンダード」モードでは、オリジナル「MT-2」を基本に、弦を弾く際のピッキングへの反応向上や低ノイズ化を実現、輪郭のクリアなサウンドを生み出す。

新たに加わった「カスタム」モードでは、低域から広域までさらにレンジの広いサウンドを得られる一方で、輪郭がぼやけがちな低域が引き締まったタイトな歪みを実現している。


製品情報

◆ディメンションC「DC-2W」
価格:オープン(市場想定売価 25,000円前後 税込)
◆メタルゾーン 「MT-2W」
価格:オープン(市場想定売価 17,000円前後 税込)
発売日:2018年10月19日
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