映画『生きてるだけで、愛。』世武裕子が劇伴と主題歌で描く美しい世界

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シンガーソングライターの世武裕子が劇伴・主題歌をつとめる映画『生きてるだけで、愛。』が11月9日に全国公開となる。今やすっかり映画音楽でもおなじみの世武だが、本作では映画のテーマとマッチした絶妙な手腕ぶりが明らかになった。

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今年で2018年デビュー10周年を迎え、10月24日にはニューアルバム『Raw Scaramanga』を発表する世武裕子。近年は映画音楽の作曲についても精力的で、特に2018年は話題作の劇伴を数多く担当した。上半期だけでも、二階堂ふみ主演『リバーズ・エッジ』(2月16日公開)、黒島結菜主演『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』(3月3日公開)、桜井日奈子と吉沢亮主演『ママレード・ボーイ』(4月27日公開)、山﨑賢人主演『羊と鋼の森』(6月8日公開)と大作がずらり。

これから公開の新作映画についても、黒木華、樹木希林ら出演『日日是好日』(10月13日公開)、趣里主演『生きてるだけで、愛。』(11月9日公開)、大泉洋主演『そらのレストラン』(2019年1月公開)と、人気俳優が出演する注目作が並んでいる。

なかでもSNSを中心に話題を集めているのが、『生きてるだけで、愛。』の音楽だ。

本作での劇伴と主題歌に世武を指名したのは、メガホンをとった関根光才監督。現在公開中のドキュメンタリー映画『太陽の塔』も好評な関根監督だが、世武とはかねてより親交があったこともあり、絶大の信頼を寄せられ担当するに至った。劇中の音楽は、打ち込みではなく楽器の音でレコーディングされており、映画に深みと広がりをもたらしている。

音楽も主題歌も、現在公開中の特報や予告編映像で見ることができるが、世武の歌う主題歌『1/5000』は、聴く者を優しく包み込む歌声と、「あわい あまい めまい」と韻を踏みながら紡がれていく印象的な歌詞が、独特な映画の世界観にマッチしていると早くも評判だ。



ちなみにこの楽曲の歌詞は、世武と、森山直太朗への楽曲共作者としても知られる詩人・作詞家の御徒町凧との共作で生み出されたもの。鬱で過眠症で引きこもりで、愛することにも愛されることにも不器用なヒロイン寧子(趣里)と、他人と距離を保ち、傷つきも傷つけもしないがすべてをあきらめているような津奈木(菅田将暉)、本作に登場する不器用な恋人同士の心情ともリンクする、渾身の歌詞とメロディは必聴ものに仕上がっている。

映画本編では、寧子と津奈木を通して、自分という存在を誰かにわかってほしい、他者とのつながりを求める男女の姿が時にリアルに、時に美しく映し出されていく。豪華キャスト陣の熱演と、細部までこだわり抜かれた美しい映像や音楽にぜひ注目してみてほしい。映画『生きてるだけで、愛。』は11月9日全国ロードショー。


映画『生きてるだけで、愛。』

出演:趣里 菅田将暉 田中哲司 西田尚美/松重豊/石橋静河 織田梨沙/仲里依紗
原作    :本谷有希子『生きてるだけで、愛。』(新潮文庫刊)
監督・脚本:関根光才
製作幹事 :ハピネット、スタイルジャム  企画・制作プロダクション:スタイルジャム  配給:クロックワークス
(c)2018『生きてるだけで、愛。』製作委員会
公式サイト:http://ikiai.jp

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