フェンダーがジミー・ペイジとコラボ、LED ZEPPELIN結成50周年を記念してアイコニックなテレキャスターを復刻

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フェンダーミュージカルインスツルメンツコーポレーションが、伝説的ロックギタリスト、ジミー・ペイジのシグネイチャーモデルの製作を発表。ジミー・ペイジがTHE YARDBIRDSとLED ZEPPELIN初期に使用していたテレキャスターを再現したモデルが、2019年1月に開催されるTHE NAMM SHOW 2019で正式に披露される予定だ。

今回のコラボレーションでは、1968年10月に結成したLED ZEPPELINの50周年を記念して、ロック史上最もアイコニックなギターのひとつとして知られる「ミラー」と「ドラゴン」のデザインで有名な、ジミー・ペイジの1959年製のテレキャスターを復刻する。このテレキャスターは、THE YARDBIRDSやLED ZEPPELINを通して彼のキャリアを支えてきたモデル。そのサウンドは「LED ZEPPELIN I」をはじめ、多くのヒット曲で聴くことができる。

LED ZEPPLIN結成50周年と、ジミー・ペイジのギターヒーローとしての歴史を讃え、フェンダーが2019年にリリースするのは、4モデルのアーティストシグネイチャーモデル。2モデルはフェンダーのレギュラーラインから、残りの2モデルはFender Custom Shopから「Limited Edition Jimmy Page Telecaster Set」としてリリースされる。

このテレキャスターはもともと1966年にジェフ・ベックからTHE YARDBIRDSへの加入の話を持ちかけられた際に譲り受けたもの。何年もかけてジミー自身がカスタマイズを重ね、そのルックスとサウンドはさまざまに変化してきた。彼が初めて受け取った時はオリジナルのホワイトブロンドフィニッシュで、1967年2月に彼はそのギターに8枚のミラーを貼り付け、THE YARDBIRDS最後期の短い間だけ使用。1967年半ばにはミラーを取り外し、塗装をすべて剥がし、神秘的なドラゴンのデザインをハンドペイントした。

1968年10月にLED ZEPPELINが結成された時、ドラゴンテレキャスター はペイジのメイン機としてステージとスタオで1969年まで使用され続け、伝説のアルバム「LED ZEPPELIN I」においてもメインギターとして使用されている。彼がツアーから戻ってくると、友人が勝手に塗装を剥し、ドラゴンペイントの上にさらなるペイントを重ねていたことを発見した。そのペイントによって配線は破損していたが、ジミーは無事だったそのギターのネックのみ取り外し、所有していたチョコレート色のストリングベンダーテレキャスターに取り付けられた。

「このギターはとても特別で深い歴史があるんだ。だから僕がフェンダーにこれ復刻してみないかって持ちかけてみたんだよ。」とジミーは言う。「フェンダーは110%正確に再現してくれたんだ。本物のとまったく同じだよ。」「マスタービルダーのポール・ウォーラーと一緒にギターをペイントして、サインをした時はとても感動したね。この宝石のようなギターたちが壁にかかっているのを見ることができたのは本当にすばらしい経験だよ。」


▲Fender Custom Shopのマスタービルダー、ポール・ウォーラーと。

今回発表された4モデルのうち、2モデルは限定生産のMaster-Builtモデルで、Fender Custom Shopのマスタービルダー、ポール・ウォーラーが製作を手がけている。8カ月におよぶ製作過程の中で、ジミーは何度もFender Custom Shopを訪れ、ポールとの密なコミュニケーションを経て、細部に至るまでオリジナルに忠実に再現した。各Master-Builtモデルはそれぞれ50本のみ製作され、ヘッドストック裏のサインや、ハンドペイントされたドラゴンアートワークのディテールは、ジミー本人が手がけた仕上げになっている。

「ジミーが我々にあのテレキャスターを復刻しないかとうアイディアを持ち込んできたは2月でした。その後8カ月間、私はこのプロジェクト全過程において、彼の情熱を感じました。」と語るのはポール・ウォーラー。「彼の構想を実現させるために、ディテールを正確に再現することだわりました。すべての個体は、オリジナルモデルと比べても違いが見分けられないでしょう。それがFender Custom Shopのクオリティの証なのです。」

フェンダーは、レギュラーラインからも、よりお求めやすい価格帯で2モデルを発売する予定。これらの2モデルに関しては、アーティストが直々に施したサインとペイントワークではないものの、オリジナルに限りなく近づけられた、ジミーの徹底したこだわりが詰まっている。

ジミー・ペイジ自身がシグネイチャーモデルについて語るティザー動画がYouTubeで公開されている(日本語字幕付き)。まずはこちらをチェックしてほしい。

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