多彩な音楽ジャンルを網羅したバーチャルドラムスタジオ「Groove Agent 5」登場

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さまざまなジャンルの音楽に適応するドラム音源ソフトウェア「Groove Agent 5」がSteinberg Media Technologies GmbH(スタインバーグ)より登場。ヤマハミュージックジャパンが11月2日よりダウンロード版の販売を開始、パッケージ版は11月10日に発売される。

「Groove Agent 5」は、CubaseをはじめさまざまなDAWソフトウェアとの連携に適したドラム音源ソフトウェア。多くの音楽ジャンルを網羅するドラム音源やパターンエディターを内蔵し、ドラム、ビート、パーカッションの3種類の専用リズムモジュールを組み合わせることで、生々しいアコースティックドラムやパーカッション、鮮烈なエレクトロミュージック用ドラムなどを、直感的かつカンタンに編集できる。

新バージョンでは、ベルリンのスタジオで録音したアコースティックドラム音源「THE KIT」や、30種類のエレクトロミュージック用ドラム音源を新たに付属。また、外部から直接音源を録音しマッピングできる「ライブサンプリング機能」も搭載した。このほか、HiDP(高画素密度)のディスプレイへの対応や、ウィンドウサイズの拡大縮小対応などユーザーインターフェイスの改良もなされている。対応OSは、macOS 10.12、macOS 10.13およびWindows 7/8.1/10 (すべて64bit)。


新たに付属するアコースティックドラム音源「THE KIT」は、ベルリンのスタジオ「Teldex Studios」で録音。ドラムヘッドにタオルをかけたスネアドラムなど、多くのアーティキュレーションをハイクラスのマイクを使用して録音している。


エレクトロミュージック用ドラム音源は30種類が新規追加。ビートパターンだけでなく、ベース、メロディパート、ノイズなどのサンプルも含む音源となっている。


外部から直接音源を録音し、素早くマッピングできるのが「ライブサンプリング機能」。お気に入りの演奏を取り込むことで、音楽制作の幅が広がる。


サンプリングした音源を分解する「DECOMPOSE機能」も新機能の一つ。サンプリングしたドラム音源をロードすると、トーンとノイズの2つに分解。その後、パッドにドラッグ&ドロップすることで音源をデザイン。「808のキックトーンに909のノイズを混ぜる」「エレクトロスネアに生ハイハットのノイズを混ぜる」といった、これまでにないサウンドメイクが行える。


ユーザーインターフェイスも改良された。HiDP(高画素密度)のディスプレイに対応したほか、ウィンドウサイズの拡大縮小対応、ブラウザウィンドウの切り離し表示も可能に。より効率的に作業が行える。

製品は通常版のほか学生・学校教員向けのアカデミック版をラインナップ(いずれもオープンプライス)。アップデート版はSteinberg Online Shopでダウンロード販売される。また、2018年10月3日以降に「Groove Agent 4」を購入しライセンスのアクティベートしたユーザーは、対応する最新バージョンに無償でバージョンアップすることができる。

製品情報

◆Groove Agent 5
価格:オープン(ダウンロード版 17,820円 税込)
発売日:パッケージ版 2018年11月10日、ダウンロード版 2018年11月2日
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