ついに登場、いそうでいなかったアコーディオン・デュオ

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アコギのディオといえばGONTITIやDEPAPEPE、ロドリーゴ・イ・ガブリエーラといったアーティストが素晴らしい演奏を聞かせてくれるし、近年では2CELLOSといったチェロのデュオも活躍している。楽器自体の魅力が際立つインスト・ディオはプレイヤー志向の人々からは常に熱い視線が注がれるものだが、ここでついにアコーディオンのデュオが登場した。11月9日にCDデビューを飾った巡~MeguRee~(めぐり)というユニットだ。

◆巡~MeguRee~映像&画像

アコーディオンと言えば誰でも知っている楽器だが、プレイヤーを挙げろと言われたところで、昭和まで数十年をさかのぼっても、横森良造/coba/チャラン・ポ・ランタンくらいしか思い浮かばないという、なぜかプレーヤーの知名度が極端に低い楽器でもある。

そんなアコーディオン・シーンに新しい風を吹かせ、アコーディオン人口を増やす急先鋒として大きな期待を集めているのが巡~MeguRee~のふたりで、これまでのアコーディオンの地味なイメージを覆す存在として注目を集めているアーティストだ。

巡~MeguRee~は、Ree(吉岡りさ 写真左)とMeme(土屋 恵 写真右)が2015年に結成したアコーディオン・デュオで、それまでピアニストとして活動していたふたりが偶然にも同時期にアコーディオンを始めたのだという。鍵盤タイプとボタンタイプという2台の異なるアコーディオンの音色を活かし、様々な楽曲を独自のアレンジで演奏し、2017年には「第7回JAA国際アコーディオン・アンサンブルコンクール」最優秀賞を受賞することとなった。同年アコーディオン奏者cobaが主催するアコーディオ二ストの登竜門「Bellows Lovers Night vol.16」にも出演するなど、数々のステージを経て、2018年11月に遂にCDデビューとなったものだ。


デビューCD『ACCORDION ACCORDION』には、情熱的なタンゴ、日本の古謡、オリジナル、ヴォーカル・ナンバーなど、幅広い楽曲8曲が収録されており、アストル・ピアソラの代表曲として「LIBERTANGO(リベルタンゴ)」を、「TANGO POUR CLAUDE(クロードのタンゴ)」はピアソラの後継者とも言われるリシャール・ガリアーノ作の情熱的なタンゴを、「桜~春の海」は日本古謡と筝曲をピアノとアコーディオンでアレンジし、色鮮やかな音色を聞かせている。他「up to me」「迷獄」「雨音rain優(あまおとれいんゆう)」「チョコレート」「巡」といったオリジナル・ナンバーも収録されており、「巡」では歌声も聞くことができる。


巡~MeguRee~『ACCORDION ACCORDION』

SMRA-1012 2,000円(税込)
1.LIBERTANGO(music by ASTOR PIAZZOLLA )
2.桜~春の海(music by日本古謡/宮城道雄)
3.up to me(music by 吉岡りさ&土屋 恵)
4.迷獄(music by 吉岡りさ&土屋 恵)
5.雨音rain優(music by 吉岡りさ&土屋 恵)
6.チョコレート(music by 吉岡りさ&土屋 恵))
7.TANGO POUR CLAUDE(music by RICHARD GALLIANO )
8.巡(music & lyrics by 吉岡りさ&土屋 恵)
ALL Arranged by 巡~MeguRee~

<巡~MeguRee~ライブスケジュール>

11月22日(木)福島 KURATO
11月28日(水)六本木 BIRDLAND(SOLD OUT)
11月29日(木)浜松 Flange
12月1日(土)名古屋 JAZZ SPOT SWING
12月1日(土)愛知(常滑)Jazz &Gallery Minority
12月12日(水)原宿クロコダイル
12月22日(土)板橋ATTIC

◆巡~MeguRee~オフィシャルサイト
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