STARMARIE、全国ツアー台北公演も盛況。新曲「キミとヒトリ 月夜に歌う」披露

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11月24日、STARMARIEが全国ツアー<Rise to Stardom>台北公演を実施した。

◆STARMARIE <Rise to Stardom>台北公演 画像

“スターダムにのし上がる”という意味が込められた今ツアー。STARMARIEにとって台湾は定期的に公演を実施するなど縁の深い土地。メンバーも「私達がスターダムに昇りつめるためには台湾のみんなの力が必要」と語り、全国ツアーに台北を加える異色のツアーとなった。

仙台、浜松と続いて3公演目を迎える本公演は、新SEに合わせてゆったりとメンバーがステージ中央に集まりスタート。暗闇の中で深々とメンバーが頭を下げ、大槻ケンヂ作詞の「僕と少女霊媒師たち」がおごそかな空気をまとい放たれる。先日シングルリリースされた同曲が、今ツアーを象徴する存在かのように会場の空気を作り上げていく。続けざまに「惑星を翔けるパイロット」、「モグラミステリーツアー」とあの世とこの世、時空や空間を超越する、まるでミステリアスな旅をするかのような曲達を披露し、集まった台湾マリストを異世界の旅へといざなう。

序盤の3曲が披露された頃には、フロア全体を厳粛な空気が包みこみ、ピンと張られた緊張感に、誰もが微動だにしない。彼女たちが得意とする“ダークファンタジー”な世界観づくりがさらに研ぎ澄まされた印象を与えられた。「本田教授のダイイングメッセージ」ではヘヴィでアタック感の強いキックの音を軸に、メンバーがエッジの効いたパフォーマンスを披露し、なおも見る者の心を惹きつけていく。「かけおちしようよ」、「サーカスを殺したのは誰だ」、「悪魔、はじめます。」と、そのまま一瞬の隙も与えないかのごとく、世界観を構築しつづける彼女たちの姿からは、自分達がスターダムにのし上がるにはこれしかないんだ、と叫んでいるかのようにも感じさせられた。



中盤を迎えたステージでは、「悪魔、はじめます。」の勢いだけを引き継ぎ突然のダンスタイムがスタート。ここまでMCはおろか、笑顔すら見せずに緊迫したステージを魅せてきた空気が一気に緩む。明るいエレクトロ・ポップな「恋するボーカロイド」や、TVアニメ『カードファイト!! ヴァンガードG』のエンディング主題歌となった「メクルメク勇気!」、普段ならば公演の終盤を飾る「名もなき星のマイホーム」など転じてキラキラと光り輝くような楽曲たちを披露。彼女たちの持つ陰と陽の両極端の世界が、よりコントラストを上げて浮かびあがる。

しかしながら、再び暗転したステージ上では、厳かなSEの中メンバーが横一列に並び「ブレアと天才科学者の功罪」を噛みしめるかのようにしっかりと歌い上げる。会場は再び緊張感が張り詰める。続いて、渡辺楓と松崎博香の二人が暗闇の中一身にスポットライトを浴び「ドント・ルッキン・フォーミー」のサビをアカペラで歌唱。二人の美しいハーモニーから始まった同曲は、大切な人との永久の別れを通して、その人との時間を振り返り惜しむ主人公の心境を描いた楽曲となっており、感極まった中根もにゃが曲中に泣き崩れるシーンも。楽曲の中では主人公の気持ちを代弁している彼女たちたが、彼女たち自身も別れを思い出し、物語の主人公となっていたのかもしれない。それほどまでに今回のツアーではSTARMARIEの世界観を描き、彼女たちもその世界に入り込んでいるのではないだろうか。




そんな渡辺楓の中国語による曲紹介から、今ツアーにて初披露された新曲「キミとヒトリ 月夜に歌う」が披露される。アップテンポなバラードナンバーで、サビでは爽やかなバンドサウンドに乗せて、行き場のない孤独感を抱える心の葛藤をストレートにぶつける歌詞となっており、最新型のSTARMARIEとして今後の公演でも中心楽曲となり得るのではないだろうか。

大きな拍手が贈られる中、終盤にさしかかったステージでは「賢者のローブ」、「ステラとスバル 宇宙のラブストーリー」、「屋上から見える銀河 君も見た景色」とSTARMARIEを象徴するような、愛する者との別れを軸にそれを乗り越えようとする想いや、葛藤、悲しみなどを、物語を通して紡いでいく楽曲が披露された。ここまで本編全17曲を披露してきたが、今公演では徹底した世界観づくりを前面に出している印象を受けた。

それでもまだ台湾マリストのSTARMARIEを望む声はやまず、アンコールに応えてステージに戻ってくる5人。「余命124日のシンデレラ」、「星の旅人たち ~明日、世界がなくなるとしたら~」と連続して楽曲を披露し、ラストは「ママは天才ギタリスト」にて、ここまで作り上げてきた世界観を取っ払い、会場全体が大きくうねりを上げ、盛り上がり台北公演は幕を閉じた。ここまでステージをやりきった充足感や、そこからの開放感などに満たされたメンバーからは2019年に1月に台湾公演を実施することを発表、会場はこの日最大の拍手が贈られた。

STARMARIEは帰国後、12月2日には名古屋で、12月16日には鹿児島、12月24日には神戸と西日本へ展開し、年末には再び関東を巡り、 1月19日に神奈川は横浜O-SITEにてツアーファイナルを迎える。

<STARMARIE 単独ツアー「Rise to Stardom」>

11/10(土) 仙台enn2nd
12/2(日) 名古屋東海VERSUSホール
12/16(日) 鹿児島SR HALL
12/24(月・祝) 神戸VARIT
12/30(日) HEAVEN'S ROCK さいたま新都心 VJ-3
1/6(日) HEAVEN'S ROCK 宇都宮 VJ-2
1/19(土) 横浜O-SITE

ニューシングル「僕と少女霊媒師たち / ドント・ルッキン・フォーミー」

発売中
SKSI-0005 / ¥1,080(税込)
1.僕と少女霊媒師たち
2.ドント・ルッキン・フォーミー
3.僕と少女霊媒師たち-Instrumental-
4.ドント・ルッキン・フォーミー-Instrumental-

<STARMARIE SPECIAL SESSION LIVE with 大槻ケンヂ>

2019年1月20日(日)渋谷TAKE OFF 7
18:30 開場 19:00 開演

前売り¥3,800(ドリンク代金別)
イープラスにて12月8日(土)発売

出演:STARMARIE with 五十嵐☆sun-go☆美貴(SHOW-YA)
GUEST:大槻ケンヂ(弾き語り)

◆STARMARIEオフィシャルサイト
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365日、アイドルが作るアイドルメディア Pop'n'Roll 準備号創刊

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