トム・モレロ「クリス・コーネルの追悼公演、悲しいものにはならない」

トム・モレロが、1月に米ロサンゼルスで開かれるクリス・コーネルの追悼公演<I AM THE HIGHWAY : A TRIBUTE TO CHRIS CORNELL>について語った。この公演には、コーネルが在籍していたバンド、サウンドガーデン、オーディオスレイヴ、テンプル・オブ・ザ・ドッグのメンバーほか、フー・ファイターズ、メタリカ、ライアン・アダムスらが出演する。
◆<I AM THE HIGHWAY : A TRIBUTE TO CHRIS CORNELL>画像
オーディオスレイヴでコーネルと活動を共にしたモレロは、SiriusXMの番組『Volume West』でこう話した。「僕ら、どんなものになるか、まだ具体的には決めていない。でも、連絡があってすぐ、僕はクリスの人生を称え、祝うためにプレイできることに大喜びした。死を悼む悲しいものにはならない。彼の素晴らしい音楽が全てだ」
「僕は、彼と数年、バンドをやることができた。彼は史上最高のロック・シンガーの1人だった。彼は、ロックの神のような存在感から素晴らしいメロディーを創作する力、すごくユニークな声でハード・ロック・ミュージックに大きく貢献した」
<I AM THE HIGHWAY : A TRIBUTE TO CHRIS CORNELL>は1月16日にLAのフォーラムで開催。収益は、恵まれない子供たちを支援するため設立されたコーネル夫妻の基金(Chris & Vicky Cornell Foundation)と、コーネルが生前サポートしていた難病に指定される表皮水疱症の研究財団Epidermolysis Bullosa Medical Research Foundationへ寄付される。
Ako Suzuki
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