ロックの殿堂入りが決まったザ・キュアー、10年ぶりの新作をリリース予定

2019年にロックの殿堂入りすることが決まったザ・キュアーは、その年、約10年ぶりとなる新作のリリースを計画しているそうだ。
◆ザ・キュアー画像
フロントマンのロバート・スミスは、SiriusXMのインタビューでこう明かした。「(今年彼が監修した)Meltdownフェスティバルのおかげだ。新しいバンドたちを見ていて…、彼らの音楽を聴き、彼らと会い、ある種、僕は何か新しいことをやろうってインスパイアされた。だから、ああ、僕ら6週間後くらいに、10年以上ぶりとなるアルバムの完成にかかるつもりだ。あらゆる点で僕らにとってすごくエキサイティングな時期だ」
ザ・キュアーの新作は、2008年に発表した『4:13 Dream』以来となる。
ザ・キュアーは2012年度に次ぐ2度目のノミネーションで、殿堂入りが決まり、唯一のオリジナル・メンバーであるロバート・スミスをはじめ、現ラインナップのサイモン・ギャラップ、ロジャー・オドネル、ジェイソン・クーパー、創設メンバーのポール・トンプソン、マイケル・デンプシー、ロル・トルハースト、1990年から2005年まで在籍していたペリー・バモンテ、3代目ドラマーのボリス・ウィリアムスの計9名が殿堂入りする。
オドネルは、同じくSiriusXMのインタビューで、ロックの殿堂について「ボーナスみたいなものだ。ちょっとヘンな感じで、まだ身に染みていない」が、「まずはファン、そして業界、君ら、ロックの殿堂に認められたのはとてもいいことだ」と話した。
2019年のロックの殿堂セレモニーは、3月29日にニューヨークで開催される。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
GORILLAZ、新曲でザ・キュアーのロバート・スミスとコラボ
ザ・キュアー「新作はいままでで最も激しく、悲しくドラマチックで感情的なアルバム」
ザ・キュアー、フジロックではサイモン・ギャラップの息子がベースをプレイ
ザ・キュアー「次のアルバムが最後になると思う」
殿堂入りしたザ・キュアー、ロバート・スミスのコメントにブライアン・メイも大笑い
ザ・キラーズ、ザ・キュアー、グラストンベリー・フェスティバルのヘッドライナーに
<FUJI ROCK '19>第一弾で、THE CHEMICAL BROTHERS、THE CURE、SIAら34組
デフ・レパード、レディオヘッド、ジャネット・ジャクソンら、ロックの殿堂入り
ロックの殿堂(2019年)、候補15アーティスト発表
