米津玄師、『NHK紅白』初出場決定。故郷・徳島で「Lemon」を歌唱

Photo by Taro Mizutani

米津玄師が、2018年12月31日に放送される『第69回NHK紅白歌合戦』に白組で初出場することが明らかになっている。当日は故郷・徳島県からの生中継で「Lemon」を歌唱するという。

米津にとって、テレビ番組での歌唱および生出演はこれが初めて。また、徳島からの生中継は『NHK紅白』史上初とのことだ。NHK側では、当初予定にはなかったという米津の出演実現に向け、彼が楽曲の世界観を表現するのにふさわしい場所として出身地・徳島からの生中継を企画。粘り強い交渉の結果、今回の出演決定に至ったそうだ。

出演の経緯について、所属レコード会社は「今回、歌唱予定楽曲である「Lemon」は、TBSドラマ『アンナチュラル』の主題歌であり、“ドラマの為の楽曲”として、昨年12月に制作を進めておりました。ドラマ側の希望で「亡くなった人を想う曲」として制作をしている最中、米津の祖父が他界しました。結果として「あなたが居なくなって悲しい」という気持ちを吐露するような楽曲になりドラマ側にも受けいれて頂いた事で、多くの方に聴いてもらえる曲に育ちました。祖父の他界から1年後となるこの12月の大晦日に、自身の故郷、そして、祖父の生きていた土地・徳島で、この曲を歌う事の意味を感じることが出来た為、この度のオファーを受けさせて頂くという結論に達しました」と明かしている。