ジェイソン・ボーナム、R・プラントがレッド・ツェッペリンを続けない理由を説明
2007年、アトランティック・レコードの創始者、アーメット・アーティガンを追悼し行なわれたレッド・ツェッペリンの一夜限りの再結成に参加した故ジョン・ボーナムの息子ジェイソンは、当時、ロバート・プラントに「(一公演だけでなく)バンドを再結成するつもりなのか?」尋ねたそうだ。
◆ロバート・プラント画像
アーティガンの追悼公演のために6週間もリハーサルしたため、ジェイソンはさらなる公演があるのかもしれないと思ったという。
ジェイソンは『Billboard』誌のインタビューで、こう話した。「(プラントに)“訊きたいことがあるんだけど…バンドを再結成するつもり?”って尋ねたんだ。彼はこう言ってた。“僕は君の父親を愛しすぎていた。君を軽んじてるわけじゃない。君は僕らの誰より曲を知っているし、君のようにプレイできる人はいまこの世界にいない。でも、同じじゃないんだ。僕はそういうふりはできない。ジューク・ボックスにはなれないよ”ってね」
「彼は僕にこう言った。“君の父親が僕らのもと、この世を去ったときが、レッド・ツェッペリンの終焉だった” 僕は納得したよ。父とロバートは、15くらいの時からお互いを知ってた。(プラントにとっては)より深いものだったろう」
プラントは公演が終わったとき、「僕ら、もう1回、素晴らしいコンサートをやる必要があった」と口にしたという。
2007年の公演から数年間はレッド・ツェッペリン再結成の噂や期待が高まったが、いまはそれも沈静化している。
レッド・ツェッペリンは今年、50周年を記念し、公式イラストレイテッド・ブック『Led Zeppelin By Led Zeppelin』を出版した。
Ako Suzuki
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