ルー・グラム、公演中に引退宣言? 「去るときが来た」
元フォリナーのヴォーカリスト、ルー・グラムが週末(12月29日)米ニューヨーク州スケネクタディで開いた公演で、引退宣言ととれる発言をした。
◆ルー・グラム画像
彼はショウの終わり、オーディエンスを前に、「長い間、楽しいことがいっぱいあった。一生懸命やってきたよ。妻やビジネス関係の人たちと話したんだ…。この業界で働き始めたときは本当にワクワクしたものだが、去るときを知る賢さも持たねばならない。僕にそのときが来たと感じている」と話したという。
グラムは2019年、元エイジアのジョン・ペインとThe Rock Pack名義で公演を開く予定だが、それ以降、ツアーは行なわない、または、ソロでのフル公演はこの夜が最後だったのではと推測されている。
グラムは現在、68歳。ミュージシャンのライブ活動からの引退は70を過ぎてからのことが多いが、彼は昨年初め、引退を計画していると、故郷ロチェスターの新聞『Democrat & Chronicle』のインタビューで話していた。
現時点で、公演での発言以上のコメントや説明はなされていない。
Ako Suzuki