ジョーン・ジェット、ニルヴァーナ再結成への参加「とんでもなく怖かった」

ポスト

2014年、ニルヴァーナがロックの殿堂入りした際、再結成パフォーマンスに参加したジョーン・ジェットが、当時のことを振り返った。誘われたとき、「とんでもなく怖い」と思ったが、断る選択肢はなかったという。

◆ジョーン・ジェット画像

ジェットは、アメリカのラジオ局93.3 WMMRのインタビューでこう話した。「電話もらったとき…、 “オー・マイ・ゴッド! すっごく怖い”って思った。だって、イエスって言わなきゃいけない、やらなきゃいけないのがわかってたからよ。ロックンロールのファンだったら、ノーなんて言える? ニルヴァーナのファンだったら? だから、ノーって言う選択肢はなかった」

「誘われて、とても光栄だった。深読みしたり考え過ぎたりしたくなかった。練習に集中したわ。ラッキーなことに、本番前にプレイする機会が何度かあった。おかしなことに、私、すごく落ち着いてたのよ。それってフツーじゃないわ。かなり不安だったはずなのに、我を忘れずにすんでよかった。そんなことになってたら、大変だもの。でも、不思議なことに落ち着いてた」

ジェットはロックの殿堂セレモニーで「Smells Like Teen Spirit」を歌ったほか、その夜、NYで開かれた特別公演で「Smells Like Teen Spirit」「Breed」「In Bloom」「Territorial Pissings」「All Apologies」をパフォーマンスした。また、2018年10月にフー・ファイターズが米カリフォルニアで開催したフェスティバル<Cal Jam>で、デイヴ・グロール、クリス・ノヴォセリック、パット・スメアと再度、ニルヴァーナの曲をプレイしている。

ジェット自身は、ニルヴァーナが殿堂入りした翌年、ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツとしてロックの殿堂入りを果たした。

Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報