ローランド、声で操作できるAmazon Alexa搭載キーボードをCESで発表
Amazonのクラウドベースの音声サービス「Alexa」(アレクサ)を搭載したキーボードが、ローランドより登場。声で操作ができる電子キーボード「GO:PIANO with Alexa Built-in」が、世界最大の家電見本市「CES 2019」(米国ラスベガスで現地時間2019年1月8日~11日開催)で発表される。発売は今秋を予定している。
「Alexa」は、スマート・スピーカー「Amazon Echo(アマゾンエコー)シリーズ」の頭脳となる、クラウドベースの音声サービス。「アレクサ」と話しかければ、ニュースの読み上げ、ショッピングや対応する家電の操作などが可能だ(一部注文できない商品があるほか、スマートホームの製品によっては別売りのハブが必要)。
「GO:PIANO with Alexa Built-in」のベースとなるのは、2017年5月発売の「GO:PIANO」。本格的なサウンドとピアノ・タイプの鍵盤を搭載しながら小型・軽量で、気軽に演奏でき、Bluetoothでスマートフォンと連携して楽しめる電子キーボード「GO:PIANO」の性能を継承。さらに「Alexa」でさまざまな機能を声によって操作することを実現し、楽しく便利にピアノの演奏や練習が行える。
「GO:PIANO with Alexa Built-in」でできることは以下のとおり。
・演奏の録音/再生やメトロノームの拍子の変更など、本体の機能を声で操作でき、迷わずスムーズに使用可能
・基準ピッチの変更、演奏する音域の変更など、さまざまなピアノの設定も声でカンタンに操作
・「音当てゲーム」などの機能を、「Alexa」に話しかけることで操作でき、家族で楽しみながら音楽に親しめる
・演奏を録音してクラウド上に保存できるので、いつでも聴き返して上達の度合いを確認可能
・「Echo」 などスマート・スピーカーを用意せずに、電子キーボード本体に搭載のスピーカーで「Alexa」を使用可能。Amazonプライム会員であれば、音楽配信サービス「Amazon Music」を利用して、好みの曲に合わせてピアノの演奏を楽しむこともできる。
※ 「Alexa」の機能を使用するには、AmazonのアカウントとWi-Fiネットワークへの接続が必要。「Amazon Music」の利用には別途登録・契約や料金が必要となる場合がある。
発売は今秋予定とまだ先だが、これまでにないカテゴリの製品だけに、大きな注目を集めそうだ。
▲「GO:PIANO」同様、本格的なタッチの61鍵ピアノタイプ鍵盤、スピーカーを搭載。
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