コルグ、アナログ音源+デジタル・マルチ・エンジン搭載の新世代アナログ・シンセ「minilogue xd」

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米アナハイムで1月24日より開催されるNAMM Showに向け、コルグが新世代のアナログ・シンセサイザー「minilogue xd」を発表した。発売は2月下旬予定。

「minilogue xd」は、2016年に発売された4ボイス・ポリフォニック・シンセ「minilogue」のアナログ・シンセサイザー回路をさらにブラッシュアップし、デジタル・マルチ・エンジンを融合した新世代のアナログ・シンセサイザー。エフェクトや強化したシーケンサー、マイクロチューニング機能も新たに加え、さらなる音作りの楽しさやパフォーマンスの可能性を提供するシンセとなっている。


2つのアナログVCOに加え、3つめのオシレーターとして搭載されたマルチ・エンジンは、ノイズ・ジェネレーター、VPMオシレーター、ユーザー・オシレーターという3つの異なる音源タイプを搭載。アナログ・エンジンと一緒に鳴動させることで、ハイブリッドな音作りの可能性を広げる。なかでもユーザー・オシレーターは、自作やインターネット上のオシレーター・プログラムをロードできるもので、16スロットを用意。プリセットとしてモーフィング・ウェーブテーブル・オシレーター1タイプを内蔵する。

32bit浮動小数点処理の高品位なデジタル・エフェクトも新たに搭載。モジュレーション・エフェクト、リバーブ、ディレイの3系統を同時使用でき、コーラスやアンサンブル、暖かみのあるテープ・ディレイ、多彩なリバーブなど、幅広いバリエーションから選択可能。さらにユーザー・エフェクト・スロットに、自作のエフェクト・プログラムをロードすることもできる。

「minilogue xd」はオープン環境によるカスタマイズの可能性も提供。ユーザー・オシレーター・スロット、ユーザー・エフェクト・スロットには、専用ライブラリアン・ソフトを経由してSDKで作られたオシレーターやエフェクト・プログラムを本体にロードできるようになっている。オリジナル・プログラムの作成、コードのシェア、ユーザー・コミュニティなど、フラッグシップモデルの「prologue」同様の発展性も魅力の一つというわけだ。

シーケンサーには、ダイレクトに選択できる16個のステップ・ボタンを新たに搭載、リアルタイムRECとステップRECに対応する。ノブの動きを4つまで記憶してサウンドに時間的な変化を与えるモーション・シーケンスは、連続的な値の変化だけでなく、ステップごとに断続的に値を記憶することも可能になった。

ユーザーインターフェイス面では、ピッチ・ベンドやモジュレーション・デプスなどをコントロールできるジョイスティックを搭載。上下方向には任意のパラメーターをアサインすることができる。また、minilogueで注目を集めた、波形を表示するオシロスコープ機能搭載の有機ELディスプレイは大型化。記憶したモーション・シーケンスの動きを視認できるモーション・ビューも表示可能となっている。


入出力の充実もポイント。ステレオ・エフェクターを最終段階に搭載したことで、出力端子もステレオ化。空間系エフェクトにより、分厚いアナログ・シンセ・サウンドやきらびやかなデジタル・シンセ・サウンドが映える仕様とした。また、アーティストやユーザーからの要望に応え、ダンパー端子を搭載。さらに2系統のCV IN端子(電圧レベル-5V~+5V)を新たに搭載。CV/Gateのほかモジュレーション信号も入力可能で、ジョイスティックの上下方向と同様のパラメーターを外部機器からコントロールすることができる。

製品情報

◆minilogue xd
価格:69,000円(税別)
発売日:2019年2月下旬予定

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