新世代プロデューサーLISACHRIS、初AL『Akasaka』をOILWORKSより発売

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ビートメイクをギークでギャングな行為だと語る新世代のプロデューサー、LISACHRIS。半年の歳月をかけ、インストゥルメンタルの自由な表現を極めた2018年4月の『ARIAKE』、その続編的なリミックス盤にして、日中韓の才能をフィーチャーした同年10月の『ARIAGAIN』という2枚の配信EPを経て、初のフルアルバムが、Olive OilとPopy Oilが主宰する福岡のレーベル、OILWORKS Rec.よりリリースされる。

アルバム・リリースに繋がるきっかけを与えてくれた祖母ゆかりの地であり、彼女自身が大好きな街でもある東京・赤坂の地名をタイトルに付けた本作は、同時代性を意識しつつも、特定のフォームに収まることのない強靱なオリジナリティを追求。自身のヴォーカル、ラップを初めて披露しながら、その時々の感情に触発されたエモーショナルな楽曲は、ヒップホップを土台に、ベースミュージックやインダストリアルを含む広義のエレクトロニックミュージックへと発展を遂げている。

また、ほぼ24時間没頭していたという孤独な作品制作を続ける過程でライヴやコラボレーションの可能性に気づき、Yüksen Buyers HouseのギタリストTaiki AiyoshiやUCARY & THE VALENTINE、最新作『KESHIKI』にビートを提供した5lackのラップやOlive Oilによるリミックスをフィーチャーしているほか、ネットやデジタル環境からの解放感や人間本来のリアルな感情、ライヴ感覚を投影。そうして生まれた多岐に渡る楽曲をChaki Zuluのミックス、マスタリングによって、多面的な音楽性やアート性が際立った先鋭的な作品へと昇華。フォーマットにとらわれず、繊細にしてディープな一音一音に込められたソウル、音の連なりから感じられるエモーショナルなストーリーに触れることで、リスナーの五感を解き放ち、自由な音楽空間へ誘うアルバムとなっている。

Text◎小野田雄



■LISACHRIS(読み:リサクリス) 『Akasaka』(読み:アカサカ)

2019年2月13日 (水)発売
OILRECCD013 ¥2,000 + 税
形式:CD/Digital

[トラックリスト]
01. MYCHY MAUS
02. paisen
03. Katari 2
04. ame feat. UCARY & THE VALENTINE
05. ashra feat. UCARY & THE VALENTINE
06. Katari 3
07. Offline
08. サワゴゼ feat. 5lack
09. Electro Fujiko
10. paisen (Listrumental)
11. サワゴゼ feat. 5lack (Listrumental)
12. Katari 1
13. サワゴゼ (Olive Oil remix)
14. Electro Fujiko (Listrumental)

All Tracks produced by LISACHRIS
Lyrics by LISACHRIS, UCARY & THE VALENTINE (M04, M05) 5lack (M08)
Arranged by Taiki Aiyoshi (M01, M02, M07, M09)
Remix Produced by Olive Oil (M13)
All Tracks Mixed by Chaki Zulu
Album Mastered by Chaki Zulu
Album Sound Direction by Chaki Zulu
Album Art Design by Popy Oil

■[ライブ情報]

2019.03.02 (Sat)
OILWORKS presents ALEA
LISACHRIS “Akasaka” RELEASE PARTY in Fukuoka
at Kieht Flack

2019.03.03 (Sun)
LISACHRIS “Akasaka” RELEASE PARTY in Saga
at BAR TRACK

2019.03.30 (Sat)
LISACHRIS “Akasaka” RELEASE PARTY in TOKYO
at CIRCUS TOKYO

■LISACHRIS profile:

3月1日生まれのプロデューサー/DJ。NYのクイーンズで生まれ、ロンドン、東京で育つ。
http://lisachris.net

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