【イベントレポート】JUN（from U-KISS）、“本当の自分”に向き合ったデビューシングル

U-KISSのJUNが2月4日、東京・Shibuya TSUTAYA O-EASTにて＜Solo Debut Single『Phenomenal World』発売記念ショーケースイベント＞を開催した。

◆ライブ写真

1月に発表されたソロデビュー。ショーケースイベントではソロダンスパフォーマンス、トーク、ファンからの質問に答えるQ＆Aコーナーが行われたほか、ソロデビューシングル「Phenomenal World」より収録曲「Phenomenal World」「Never too late」が披露された。

JUNはトークで今回のデビューシングルは「鏡の中の自分との対話」がテーマであることを明かす。アーティストとしても俳優としても精力的に活動する中で、「何が本当の自分か」というアイデンティティについて深く考えるようになったという。U-KISSの末っ子・JUNとしてではなく、ソロアーティスト・JUNとしての覚悟がうかがえる。本作ではラップを封印していることも、それに通じているのだろう。


デビューにあたってはU-KISSのメンバーも「今のJUNなら信じられる。みなさんにいろいろな魅力を見せて韓国に戻っておいで（フン）」「JUNはパフォーマンスが得意だからパフォーマンスみせてね。膝が痛くなったらいけないから準備運動もね（キソプ）」「頑張ってね！…日本いいな（イライ）」などと、応援してくれたという。また、入隊中のスヒョンからも「お前ならなんでもできるよ。KISSme（ファンの呼称）のみなさんに会いたいよと伝えてくれ」と電話をもらったそうだ。

少し緊張気味のJUNだったが、Q＆Aコーナーでは一日で一番好きな時間は音楽を聞きながら絵を描いている時間、日本でやってみたいことは絵の展示会、日本のドラマに出るならサイコパスの役がいい、といった彼の思いが明かされた。そして尊敬する父とのエピソードも。現在JUNは、家族を守ってくれた父のように、大切なものを守れる人になりたいと考えているそう。JUNの温かな人柄に触れられる特別な時間となった。


パフォーマンス中のスタイリッシュなJUN、トークやMCで見せる穏やかで優しいJUN。4月10日に発売されるデビューシングル「Phenomenal World」に収録されている「Phenomenal World」、「Never too late」も、そんな彼の魅力を表現するように対照的な2曲となっている。今回のショーケースイベントでも、「Phenomenal World」のスタイリッシュなパフォーマンスに心を掴まれ、「Never too late」の優しい歌声で温かな気持ちにさせられた。

イベントの最後には「みなさんにプレゼントしたいものがあります」というJUNの言葉から、4月6日(土)大阪・松下IMPホール、4月8日(月) 東京・Shibuya TSUTAYA O-EASTにて＜JUN(from U-KISS) 1st Event 2019 〜Phenomenal World〜＞が開催されることが発表された。こちらは1部はトークショー&ミニライヴ、2部はライヴという構成になっている。JUNは「頑張って素敵なパフォーマンスをみせるので、たくさん応援してくださいね」と述べ、ショーケースイベントを締めくくった。



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