15歳のSASUKE 、車いすバスケットボールの競技中の音だけで制作した楽曲

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昨年2018年に、新しい地図 join ミュージックの新曲「#SINGING」の作詞・作曲で一躍注目を浴びた若干15歳の現役中学生トラックメイカーSASUKEが、「日本車いすバスケットボール連盟」のオフィシャルパートナーである日本生命保険相互会社の依頼を受け、楽曲を制作した。

◆「車いすバスケットボール応援ムービー」

ワーナーミュージック・ジャパンのCENTRO内新レーベルetichetta(エチケッタ)よりリリースしたオリジナル曲「インフルエンザー」も話題となっているSASUKE。彼が楽曲制作および演奏シーンを披露して出演した「車いすバスケットボール応援ムービー」が公開された。

楽曲は、車いすバスケットボールの競技中の音のみで制作されており、ドリブル、車いすのターンや衝突、サポーターの歓声など、プレーひとつひとつが生み出す音を重ねて、SASUKEが新たな音楽を紡いだ。SASUKEは同ムービー内で、その音素材をMASCHINE MK3に取り込み、パッドを指でたたいて演奏するフィンガードラミングを披露しており、SASUKEの演奏と白熱した車いすバスケの試合風景がシンクロしている。

若干15歳のアーティストSASUKEを起用した理由について日本生命担当者は、「弊社は、車いすバスケットボールの応援の輪を全国に拡げていくために、多くの方々に車いすバスケットボールの魅力を伝えたいと考えています。 WEB動画作成にあたり、今まで車いすバスケットボールを知らない方にも興味を持っていただけるように、車いすバスケットボールの“競技の音”で音楽を作る企画を検討していました。そこで、新進気鋭のトラックメイカーである“SASUKE”さんに依頼しました」と語ったという。

また、同社所属の2019国際親善女子車いすバスケットボール大阪大会日本代表・北間優衣選手は、完成したムービーに「私も動画に出演していますが、すごくカッコいい仕上がりになっていて本当に驚きました!!この動画をたくさんの人に見てもらい、車いすバスケットボールに興味をもってもらえたら嬉しいです!!」と動画への期待を語った。

一方、SASUKEは、車いすバスケの「競技中の音のみで曲を作る」という前代未聞のオーダーに対して、「僕は、音だけをサンプリングして曲を作ることが好きで よく作るのですが、いつもと違うのは、試合の迫力が伝わってくるようにしたいと思って意識しました。曲を聴いただけで車いすバスケの映像が浮かんでくるような感じにしたいと思いました」と作成当時を振り返り語った。


今後益々の盛り上がりが期待される車いすバスケットボール。2月15日〜17日には、丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)にて、オーストラリア・オランダ・イギリス・日本が参加する「2019国際親善女子車いすバスケットボール大阪大会」が行われる。大会2日目の16日には、選手・会場を盛り上げるため、SASUKEが14時より開始される日本VSオランダの試合のハーフタイムショーで生パフォーマンスを披露する予定となっている。

■ SASUKE出演情報

大会名:2019国際親善女子車いすバスケットボール大阪大会
出演日程:2019年2月16日(土)14時20分以降 (大会自体の開催日程は2月15日〜2月17日)
開催場所 丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)
住所  大阪市港区田中3-1-40 (Osaka Metro中央線「朝潮橋」2A出口すぐ)
出場国 オーストラリア、オランダ、イギリス、日本
大会HP http://www.osakacup.org/index.html

■【リリース情報】

「インフルエンザー」
2018年12月26日(水)配信リリース
ダウンロード販売価格:\250
作詞・作曲:SASUKE
配信リンク:
https://SASUKE.lnk.to/influenzer

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