BBC、ジョージ・ハリスンとマイケル・ジャクソンのラジオ番組共演テープを復元

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英国の公共放送局BBCは、40年前にBBCラジオ1でジョージ・ハリスンとマイケル・ジャクソンがゲスト出演した番組の録音テープの復元に成功し、今週末(2月9日)、『When George Met Michael』として特別番組を放送するという。

◆『When George Met Michael』関連画像

当時の番組『Roundtable』の中で、ジョージとマイケルは、その週リリースされた新譜のレビューを行ない、フォリナーやニコレット・ラーソン、レニー・ホワイト、ブルース・ブラザーズのシングルについて話したり、自身の曲の裏話を語ったという。

『Off The Wall』(1979年)のリリースを数ヶ月後に控えたマイケルは、モータウンは彼に曲を書くことを許可しなかったと話し、ハリスンに「質問させて。あなた達は最初からいつも自分の曲を自分で書いてた?」と尋ねたそうだ。ハリスンは「ああ、ジョンとポールはデビュー前から作ってたよ」と答え、マイケルからのさらなる質問「どうやってそれができたの?」には「わからないね。彼らは賢い少年たちだった」と返答したという。

BBCはずい分前に、ほんの数分残しただけでマスターテープを消去してしまったが、プロデューサーの1人が最近、コピーを探そうと奮闘。コレクターに声をかけ、番組を全編録音したカセット・テープの持ち主を見つけ出したそうだ。1979年にAMラジオから録音されたもので、音声をきちんと復元するのは一苦労だったという。

『When George Met Michael』は2月9日現地時間11時(日本時間午後8時)からBBC Radio Solentで放送され、その後30日間BBC Soundで聴くことができる。日本でも聴取可能と思われる。


Ako Suzuki
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