【インタビュー】mono palette.、5月にあげいん復帰の東名阪ツアー「4人のモノパレの無敵感を早く最高の形で見せたい」

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歌い手として活動する「あげいん」「Rim」「雪見」「3部」からなるmono palette.(モノパレット)が、5月に東名阪を巡るワンマンツアー<mono palette.Spring tour 2019 -Amorous petal->を実施する。彼らは、昨年2018年12月26日にリリースした1stシングル「ロングタイムトラベラー」でCDデビューを果たし、その表題曲は1月から放送中のTVアニメ『不機嫌なモノノケ庵 續』のオープニングテーマを飾る。グループが結成されたのは2017年4月2日のため、この間は約1年8ヶ月。まさに順風満帆の状況にあったmono palette.だが、シングルのリリース日に東京・TSUTAYA O-EASTにて開催されたワンマンライブ<mono palette.-Black Paints->でアナウンスされたのは、グループのリーダーであるあげいんが声帯ポリープ手術のため活動を一時休止するという驚きの内容だった。

今回BARKSでは、リーダー不在のmono palette.を支えるRim、雪見、3部に、現在の率直な心境、そしてあげいんが復帰する5月のツアーに対する意気込みを訊いた。さらに、あげいん復活の先に見据えるグループとしての「夢」についても尋ねた。

  ◆  ◆  ◆

■ 復帰するって絶対に信じていた

── 2018年12月26日に、シングル「ロングタイムトラベラー」でCDデビューしたみなさん。初のオリジナル曲である表題曲はアニメ『不機嫌なモノノケ庵 續』のオープニングテーマでもあり、反響も大きかったと思います。まずは、今作について今どのようなことを感じているのかを教えてください。

▲Single「ロングタイムトラベラー」通常盤

Rim:やっぱり、アニメの初回放送を観たときは感動がありましたね。それだけでなくて、ここからがスタートだと改めて気持ちが深まったと思います。

雪見:全員リアルタイムでテレビ観てたもんな。

3部:テレビ前待機してね(笑)。

雪見:僕は、家族からLINEがきました。“mono palette.”っていうクレジットがちょうど出た場面の写メ付きで(笑)。

3部:テレビCMが流れれば、アニメに出演している声優さんが僕たちのグループ名を言ってくれて、それも感動しましたね。こないだのリリースイベントのときは、「ロングタイムトラベラー」で初めて僕たちのことを知って足を運んでくれた、っていう人も結構いたりして。


雪見:それも嬉しかった。あと、「ロングタイムトラベラー」をジャケ買いしてリリイベに来たっていう人もいて。

Rim:そうそう、そういうきっかけもあるのか!って。

▲Single「ロングタイムトラベラー」限定盤

── モノパレを好きになってくれる人がどんどん増えているという状況は喜ばしいことですよね。

雪見&3部:そうですね。

Rim:とても嬉しく思っています。

── 一方で、リリース同日に行ったワンマンライヴで、あげいんさんが声帯ポリープ手術を受けるにあたり、グループとしての活動を一時休止するということを発表したわけですが……。手術をしなければいけない、という事をあげいんさんから聞いたのはいつごろなのでしょうか。

▲あげいん

3部:発表の半年くらい前ですね。あげいんから「ポリープ手術を受けないといけない」ということを言われました。

雪見:その時点で決まっていた最後のイベントが、そのワンマンライヴだったんです。じゃあ、そのタイミングで思い切ってみんなに発表しようということになりました。

3部:でも、本来ならデビューしてこれから加速していくぞ!っていうタイミングでの発表なので……。

── 葛藤はあったはずですよね。

Rim:無かったわけでは無いですが、咽に不安を抱えたままでいるっていうのがどれだけストレスかっていうことは僕らもよくわかるし、あげいん自身が悩み抜いて手術をしようと決めたんだったら、僕らもちゃんと受け止めて支えたいと思いました。

▲Rim

雪見:そうだね。

3部:復帰するって絶対に信じていたし、俺たちがやれることをやって皆がさらに成長できれば、ってプラスに考えることにしました。

Rim:ただ、リーダーであるあげいんがいない間、3人で活動するべきなのか?っていうことに関しては悩みました。3月に3人で出演する予定のイベントがあるんですけど(<i-STAR Fes.2019 in TOKYO 渋谷サーキット>/3月29日開催)、そこで歌う曲をどうするかとか……「ロングタイムトラベラー」や「アンダーカレント」は俺たち4人だからこその歌だよな、とか。


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