ギーザー・バトラー「オジーの第一印象は、頭のネジが緩んでる」
元ブラック・サバスのギーザー・バトラーが、『Music Radar』のインタビューで、オジー・オズボーンの第一印象とギターからベースに転向した経緯を話した。
◆ブラック・サバス画像
「オジーの第一印象は、(頭の)ネジが緩んでるだったな。当時、そういう言い方をしてた。地元の楽器店に貼られていた“Ozzy Zig ギグ希望”って募集広告を見て、彼がすぐ近所に住んでるのがわかったから、家に行ってみたんだ。でも、いなかった。そしたら、その日のうちに誰かが僕の家に来た。ドアを開けたら、スキンヘッドで工場の作業服着て、煙突用のブラシを肩にかけ、靴も靴下もなく片方のスニーカーを犬みたいに引きずった奴がいたんだ。僕のバンドにはピッタリだった…」
「トニー(・アイオミ)とビル(・ワード)が参加したとき、僕はベースに転向したんだ。当時、メンバーは6人で、ギタリストもう1人とサックス奏者がいた。だから、僕はベースに替えたんだ。あのバンドで最下位のギタリストだったからね」
「僕は自分のことを素晴らしいベース・プレイヤーだとは考えていない。インスピレーションを与えてくれたのは、トニーとビルだよ。彼らは昔もいまも名プレイヤーだ。僕がベースを独学中、辛抱強く、そして励ましてくれた彼らには感謝しかない」
バトラーは昨年、元ガンズ・アンド・ローゼズのマット・ソーラム(Ds)、ビリー・アイドルのギタリスト、スティーヴ・スティーヴンス、元アポカリプティカのフランキー・ペレス(Vo)と新バンド、Deadland Ritualを結成。5月末にアメリカで初ライブを開く。
Ako Suzuki
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