【インタビュー】ウィズイン・テンプテーション、シャロンが新作『レジスト』の魅力を語る

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通算7作目『レジスト』を発表した世界最高峰のシンフォニック・メタル・バンド、ウィズイン・テンプテーション。その紅一点のシンガーであり、リーダーでもあるシャロン・デン・アデルが、ドイツのナショナル・チャートで見事1位に輝いたその新作について語ってくれた。

――『レジスト』は、アルバム全体を通して、コンセプトは何かありますか?

シャロン:これはコンセプト・アルバムではないけど、私たちにとっては色んな意味で“resist(抵抗する)”という言葉がインスピレーションの源だったの。

――ゲスト・シンガーに関してお聞きします。今回はパパ・ローチのジャコビー・シャディックス、イン・フレイムスのアンダース・フリーデン、アリッドのジャスパー・ステヴァーリンクが参加していますが、それぞれをゲストとして迎えることになった経緯を教えて下さい。

シャロン:初めてパパ・ローチと出会ったのはグラスポップ(注:ベルギーのメタル・フェスティバル)で、数年前のことだったの。私はジャコビーととても素敵な会話を交わしたのよ。去年このアルバムをレコーディングした時、その収録曲「ザ・レコニング」をデュエットにしようと思っていたんだけど、最初に思いついたのが彼だったの。ラッキーなことに彼にやってくれる時間があったんで、彼はこの曲にしかるべきアティテュードを加えてくれたわ。アンダースとはコンタクトをとるまで面識がなかったけど、彼も私たちが望んでいた通りのこと、私たちが必要としていたスクリームをやってくれたの。あと数週間したら、イン・フレイムスは私たちの北米ツアーに参加するのよ。ジャスパーとは、去年テレビ番組で出会ったの。私はテレビ番組に出るのは好きではないんだけど、彼が出演すると聞いて引き受けたのよ。私は長年、彼の声と音楽のファンだったの。私たちの間に強力な音楽的つながりがあることがわかったから、これは一緒に何かレコーディングしないといけないということになったのよ。この曲はウィズイン・テンプテーションがすでに総て書き上げていたけど、彼はとても気に入ってくれて、彼もまた素晴らしいヴォーカルを披露してくれたわ。


――ゲスト・ミュージシャンをこうして多数迎えることに、メタル・ファンは歓迎しない向きもあります。他ジャンルであるヒップホップのイメージがあるからでしょうか。実際、前作『ハイドラ』でも10曲中4曲にゲストを迎えたことに対する、ファンからの批判的な意見も見受けられました。それでも尚、ゲスト・ミュージシャンを起用するのは何故ですか?

シャロン:私たちは私たちの好きなことをやるだけ。他のミュージシャンと共演するのは楽しいし、彼らはみんな私たちの音楽に様々なヴァイブや色合いをもたらしてくれるの。

――前作『ハイドラ』リリース後、バンドが燃え尽き症候群になり、一時は解散の危機にまで瀕したそうですが、具体的にバンド内の雰囲気はどうだったのでしょうか? また、どうやってその状態から立ち直ったのでしょうか?

シャロン:あらゆる物事から離れてオフを取ることが肝心だったので、後悔するかもしれない決断は下さないものよ。私はそうしたし、最初は私の考えていることは私の胸にしまっておいたの。私のソロ・プロジェクトであるマイ・インディゴの後、ウィズイン・テンプテーションのためにまた曲を作る準備が整ったと思ったわ。

――アルバム発売後は、北米ツアーとヨーロッパでのフェスティヴァル・ツアーが予定されていますね。日本でのショウの予定はどうですか?

シャロン:その件に関しては、今後もっとお知らせできればと思っているところよ。

取材・文:ヨシュア・スナイデル


リリース情報

『レジスト』
2019.2.1発売
\2,500+税 / VICP-65510
1. The Reckoning (feat. Jacoby Shaddix)
/ ザ・レコニング(feat. ジャコビー・シャディックス)
2. Endless War / エンドレス・ウォー
3. Raise Your Banner (feat. Anders Friden)
/ レイズ・ユア・バナー(feat. アンダース・フリーデン)
4. Supernova / スーパーノヴァ
5. Holy Ground / ホーリー・グラウンド
6. In Vain / イン・ヴェイン
7. Firelight (feat. Jasper Steverlinck)
/ ファイアライト(feat. ジャスパー・ステヴァーリンク)
8. Mad World / マッド・ワールド
9. Mercy Mirror / マーシー・ミラー
10. Trophy Hunter / トロフィー・ハンター
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