デイヴ・ムステイン「ゴッドと呼ばれるのは落ち着かない」

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メガデスのフロントマン、デイヴ・ムステインは神と称賛されることに魅力を感じないそうだ。他にも優れたミュージシャンはいると承知しており、居心地悪いという。

◆メガデス画像

ジミ・ヘンドリックスのトリビュート・ツアー<Experience Hendrix>に参加中のムステインは、『Appetite for Distortion』ポッドキャストのインタビューで、彼を“ギター・ゴッド”もしくは“ヘヴィ・メタル・ゴッド”と呼ぶ人がいることをどう思うかと問われると、こう答えた。「俺はゴッドと呼ばれることに魅力は感じない。居心地悪くなる。俺はただの男だからね。でも、自分の仕事を愛しているし、それが得意だってことを誇りに思っている、でも、俺よりはるかに上手い奴らはいる」

と、<Experience Hendrix>ツアーに出演中のギタリストの名を挙げた。「例えば、ザック(・ワイルド)。ザックは素晴らしいギター・プレイヤーだ。それに、エリック・ジョンソン。俺のお気に入りのプレイヤーの1人だ。ジョー・サトリアーニは世界最高のプレイヤーの1人だ。それと、ドゥイージル・ザッパ。彼は多分、俺にとって最大の驚きだった。素晴らしいギタリストで愛すべき奴だよ。彼は俺のサウンドを手伝ってくれている。ある日、会場に行ったら、ドゥイージルが俺のアンプを、エリック・ジョンソンが俺のギターを調整してた。“ああ、俺は死んで天国にいるんだな。これを見てみろ”って思ったよ」

<Experience Hendrix>ツアーには、ムステイン、ワイルド、ジョンソン、サトリアーニ、ザッパほか、タジ・マハール、アナ・ポポヴィッチ、ジョニー・ラング、ビリー・コックスらが出演し、4月6日まで続く。

メガデスは今年、グラミー賞最優秀メタル・パフォーマンスを受賞した『Dystopia』(2016年)に続くニュー・アルバムをリリース予定。5月終わりからオジー・オズボーンの<No More Tours II>に参加し、秋には彼らにとって初となる船上フェスティバル<Megacruise>を開催する。

Ako Suzuki
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