【ライヴレポート】石月 努、7日間の<創世記>で「ここから始まる」

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石月 努が2019年2月2日から毎週末、SHIBUYA gee-geにて昼夜2部編成による<TSUTOMU ISHIZUKI First Live 2019【創世記】僕とあなたの7日間、サヨナラ平成。>を開催した。3月30日に行われた最終公演のオフィシャルレポートをお届けしたい。

◆石月努 画像

同公演は、計7日間のライブと平行して5月1日発売のミニアルバム『創世記』をレコーディングしてしまうというもの。石月は1月にベストアルバム『TSUTOMU ISHIZUKI BEST WORKS 2016-2018 【EPISODE 2】』をリリースしたばかりだが、<僕とあなたの7日間、サヨナラ平成。>はベスト盤に終始するものではない。新たな扉を開けようとする7日間となった。



立ち見客が出るほど超満員の場内に、サポートミュージシャンのKiyohito(G)とBeBe(Pf&Key)を従えて、石月が客席の合間を縫うようにステージへ登場した。ファン総立ちの中、ライブの幕開けはタイトルチューンの「創世記」から。石月はお立ち台に上がり、“♪僕等は七日間かけて 新しい世界をつくろう”と呼びかけるように歌うなど、前半は『創世記』収録新曲を中心に演奏が進んだ。

「1日目にみんなのコーラスを録ったりとか、そういう自由なライブなんですけど。プロセスをみんなと一緒に楽しみたくて。レコーディングに参加しながら、ライブを重ねて、曲が進化していく過程も観せたかったというのもあって」──石月努



レコーディングとはいえ、ステージにもフロアにもかしこまった様子は一切ない。7DAYS最終日になると新曲たちもコアファンに浸透し、通常のライブ同様に熱い盛り上がりをみせた。石月はファンへの感謝の気持ちを言葉にした後、ピアノの伴奏をバックにヘヴィな話をユーモアを交えて語り、希望に変えた。

「人生最大の絶望を味わい、家族を失い、友達を失い、鬱にもなり、ペンを持てなくなる日もありました。この時代に生きてるから、大なり小なり、みなさん絶対に心に悩み事を抱えてるわけですよ。別に僕が特別なわけではなく。僕の場合、救われたのは、曲だけは書けたから。それがなかったらたぶん……月世界に帰っていたかもしれない(笑)。自負しますけど、その代償として素晴らしい曲がたくさん生まれたので、今日はそれをみんなで祝おうじゃないか! みんなを楽しませるようなこととか、いい曲を作りますよ、今年は!」──石月努



そして後半は、ベストアルバム『TSUTOMU ISHIZUKI BEST WORKS 2016-2018 【EPISODE 2】』収録曲を中心に披露。気心知れたサポートメンバーとの軽快なトークを交えながら、各楽曲の世界を躍動感あふれる歌とサウンドで表現していく。驚かされたのは、彼本来の歌唱力に加え、さまざまな経験を経て歌が持つパワーが増したこと。キーボードもしくはグランドピアノ、ギター、曲によっては同期モノというシンプルな編成だからこそ、魂のこもった歌がよりダイレクトに伝わる本編後半となった。

アンコールはファンからのリクエストに応えて演奏。ラストナンバーとなった「東京タワー」を歌い終えた石月は、「ここから始まるぜ! これからみんなの人生は始まるんだぜ!」と力強い言葉をファンに投げかけた。


新旧楽曲を通して、“どんな困難も生きている限り乗り越えられる。一緒に新しい世界をつくろう”というメッセージをファン1人1人に届けた今回の公演。5月1日にリリースされるミニアルバム『創世記』は、石月のリアルな想いと、ファンと創り上げたライブ空間が凝縮された作品になるはずだ。

■ミニアルバム『創生記』

2019年5月1日発売
【オフィシャルサイト限定盤】
MSTI-0001 2500円(税込)
01.GENESIS (inst)
02.創生記 (album mix)
03.YOUTH
04.桜田通り
05.アラベスク
06.Life is beautiful
07.STORY (album mix)

◆石月努オフィシャルサイト
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