【インタビュー】Super Break Dawn、クールさと熱いパッションを融合させたスタイリッシュな新曲「Blood in Chains」

ツイート

■「Blood in Chains」はドロッとした部分も感じられるロックサウンド
■映画と共に楽しめばこの曲の世界観がより感じられると思います


――ではここからは、これまでに発表された音源についてうかがっていこうと思います。デビュー作は2018年4月にリリースされたミニアルバム『Breaking Dawn』ですが、レコーディングなどはどんな気持ちで挑みましたか?

HIRO:めちゃくちゃ緊張していました。自分がいちばん、ガッチガチに緊張してたよね(笑)?

TAKUYA:してたね(笑)。

HIRO:今あのミニアルバムを聴くと、ここはもうちょっとこう歌えばよかったなっていうところがたくさんあります。

TAKA:僕はレコーディング自体が初めてでしたから、前日は気持ち悪くなるくらい緊張していたし、当日はヘッドフォンを左右逆に付けていました(笑)。でも自分の声がCDになるなんてすごいこと。CDが完成して最初に聴いた時は、鳥肌が立ちました。今でもライブなどでこのデビューミニアルバムに入っている曲を歌う時は鳥肌が立ちますし、作っていた時のことを思い出すんです。きっとこれは、メンバーみんなそうだと思います。


▲「Blood in Chains」TYPE-A


▲「Blood in Chains」TYPE-B


▲「Blood in Chains」TYPE-C

――初心に帰るというか、色んなことが思い返されますね。TAKUYAさんはどうですか?

TAKUYA:僕は高校生の時に自主でCDを作ったことがあるので、レコーディングは何度か経験済みだったんです。だけどこんな風に全国流通のCDを出すのは、もちろん初めて。僕の場合、緊張というよりも「ついに来たか!」って感じでした。嬉しくて、前日は「ここはこう歌おう」とか「ここはこうやってみよう」って色々思い浮かべながらレコーディング当日を迎えましたね。

TAKA:僕も、さすがに今は少し落ち着いて「こうしようかな」とか考えられるようになりました(笑)。

HIRO:前日の夜、眠れるようになったし(笑)。あと、レコーディングの場所の雰囲気にも慣れてきたので、だいぶリラックスして臨めるようになりました。ボーカルのディレクションなどをやってくださる方とも何度かご一緒しているので、質問とかもしやすくなりましたし。

――レコーディングスタジオの空気って、独特のものがありますからね。ちなみにパフォーマーのKOHEIさんとKOTAさんも、レコーディングのブースに入るような機会はあるんですか?

KOTA:実は今回のシングル、シークレットトラックがあってそこに僕たちも参加したんです。

KOHEI:昔の「スネークマンショー」をモチーフにしたような、ちょっとしたコントというか小芝居というか(笑)。すでに聴いてもらったファンの皆さんからも「今回のCD、面白い!」って声をいただいているんですが、僕、こういうのをもっとやりたいんですよ。なんなら歌いたいくらい!まぁ、全然歌えないんですけどね(笑)。

KOTA:(笑)。でもこういう新しい挑戦もやってみましたので、ぜひCDで聴いてみてください。


▲KOHEI

――では改めて、今回のシングル「Blood in Chains」について聞かせてください。この曲は映画「バイバイ、ヴァンプ!」のオープニングテーマになっているんですね。

KOHEI:この映画は日本のある町にヴァンパイアが襲来するっていうお話なんですが、普通はヴァンパイアに噛まれるとその人もヴァンパイアになりますよね。でもこの映画は、ヴァンプ(ヴァンパイア)に噛まれると子ヴァンプになって同性愛に目覚めていくっていうストーリー。どんどん過激になっていくイチャイチャ、増え続けるヴァンプ、さあどうする!?っていう映画になっています。

HIRO:事前に映画のストーリーを伺った上で、レコーディングに臨みました。

TAKA:僕らの楽曲って、キャッチーで元気なものや、しっとりしたR&Bテイストのものが多かったりするんですが、この曲はもっとドロッとした部分も感じられるようなロックサウンド。これまでになかったタイプの楽曲です。映画と共に楽しんでいただくと、この曲の世界観がより楽しんでいただけるんじゃないかなと思っています。

――<三日月のような牙で 愛を試すよ>など、歌詞の中でもリンクするワードが出てきますね。

TAKUYA:はい。「Blood in Chains」は吸血鬼の求愛をテーマに書かれているので、歌詞もそういうテイストになっています。

――とはいえ、MVは全くテイストの違うものでしたよね。

TAKUYA:そうです、そうです(笑)。

KOHEI:曲とは全く関係ない(笑)。

――皆さんそれぞれの日常が次々と映し出されていますが、あれはヴァンパイア達の休日という設定ではなく(笑)?

KOHEI:いや、そういうわけでは(笑)。

HIRO:ヴァンパイアになる前なのかも(笑)。

TAKUYA:あははは!

KOHEI:今回のMVは、縦型スマホサイズになっています。スマートホンで見る時に大画面で見られるように、縦撮りの映像になっているんですよ。それこそTikTokとか今流行ってるじゃないですか。みんなの自撮りで、2秒を24ショット撮ってきたものが使われているんですが、中には背景にまで気が回っていなかったり、服装のことを考えてなかったりして、色々大変でした。自撮りだと画もあまり変わらないから、難しいんですよね。


▲KOTA

――シャワールームにまでスマホを持ち込んでいる人もいましたね(笑)。

TAKA:3人ぐらいいなかった(笑)?

KOHEI:HIROとKOTAと誰だっけ。

TAKUYA:あ、僕お風呂場でした(笑)。

――寝ていたり、食べていたり、皆さんの素の部分が存分に楽しめる作りになっていました(笑)。今作が3本目のMVになるわけですが、デビューミニアルバムに収録されている「Because Of You」は歌とダンスをメインに、1stシングルの「Silent Snow」はストーリー性のあるもの。それぞれ違ったテイストで作られていますね。
KOHEI:今回はMVを作っているっていう感覚、なかったですけど(笑)。

TAKUYA:「Because Of You」は丸1日がかりだったので大変でした。(グループ名のように)夜が明けるっていう意味合いが込められていたので、本当に昼から夜明けまで撮っていたんです。

HIRO:毎回曲ごとにパターンの違うものを撮っていただいているので、どの作品もぜひ見ていただきたいです。

――では最後になりますが、今後の夢や抱負を聞かせていただけますか?

HIRO:僕らも2年目に突入しますから、ワンマンライブをやりたいと思っています。自分たちのイメージカラーは赤なんですが、会場一面がみんなの持ってるペンライトで赤く染まっていたら感動するんじゃないかなって思うんですよね。

KOTA:そのためにも、もっともっと自分たちのライブ・パフォーマンスを上げたいですね。それぞれのスキルアップもそうだし、ライブ全体としての盛り上げ方とかも。1年目で色んなことが学べましたから、それを2年目に生かしながら成長し、進化していきたいと思っています。

TAKUYA:ここまで3作品リリースさせていただいて、どれも素晴らしい結果をいただいてはいますが、こうしてアーティスト活動をやっている以上、やっぱり1位を獲りたいなと思っています。次の作品がどういう形になるのかはまだ決まっていませんが、狙うなら1位!絶対に獲ります!

――有言実行の精神ですね!

KOHEI:僕は…、やっぱり僕も歌いたいなと。いつの日か歌ってみたいです。

HIRO:こんなにグループのこと考えてみんな言ってきたのに、ここで自分のことって(一同爆笑)。

TAKA:そうやって言っておけば、社長も考えてくれるかもしれないからね(笑)。

KOHEI:(笑)。グループとしては、新しいことをやりたいですね。YouTubeを使った発信もしていきたいし、ライブの内容的にも色んなことに挑戦して、もっとお客さんに楽しんでもらいたいという気持ちがあります。例えばカバー曲も歌ってみるとか。作詞や作曲はできませんが、「こういうことを歌いたい」とか、何かひとつでもいいので自分たちも楽曲制作に関わるようなことができたらいいとも思っています。

TAKA:僕もワンマンライブがやりたいので、そのためにもっともっと知ってもらいたいなって思います。このグループのことをもっとたくさんの人に広めて、たくさんの方にワンマンライブに来てもらって、普段の生活では味わえないような感動を届けられたらなと思うんです。僕らももう2年目ですから、これまで以上にお客さんを盛り上げられるような、そして笑顔も涙も、色んな感情が溢れるようなライブを目指してやっていきたいと思います。

取材・文●山田邦子


リリース情報

2nd Single
「Blood in Chains」
2019年4月2日(火) ON SALE
TYPE-A 品番:UMCT-0355\463+税(税込\500)
TYPE-B 品番:UMCT-0356\463+税(税込\500)
TYPE-C 品番:UMCT-0357\463+税(税込\500)
【収録曲】
1. Blood in Chains
2. Blood in Chains(instrumental)

ライブ・イベント情報

4月19日(金)OPEN 16:00 / START 17:30
愛知・アスナル金山
「BOY AND ME... vol.2」ライブ出演
出演:NetsuAc / BANQET / MC ニシガキ / Wa:Mi with Over Blazz料金:観覧無料

4月21日(日)OPEN 14:00 / START 14:30
大阪・心斎橋SUNHALL
「#BUZZBOYZ-12」ライブ出演
出演:G.U.M / SELLOUT / WITHDOM / DUAL MASK / VELLE.J / ONE DAY / AI(R)AI(R)PEN / BANQUET / BLACK IRIS / FOXUS / A.G.E / JAQKPOT

4月27日(土)12:00~
東京・JOL原宿
「JOL Free LIVE」ライブ出演
出演:LovRAVE / Wa:Mi with Over Blazz
料金:観覧無料

◆インタビュー(1)へ戻る
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス