クァンティック、“クァンティック”名義として5年ぶりAL6月発売

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クァンティックが、“クァンティック”名義としては5年ぶりのアルバム『Atlantic Oscillations』を6月21日(金)にリリースすることが決定した。また同作より、新曲「Motivic Retrograde」も公開されている。

◆アルバム『Atlantic Oscillations』画像、「Motivic Retrograde」音源

クァンティックは、ラテン・グルーヴを取り入れ空前のヒット作となったクァンティック・アンド・ヒズ・コンボ・バルバロ、ファンク&ソウルのクアンティック・ソウル・オーケストラといった代表的プロジェクトの他にも、ジャズ、ダブ、エレクトロニックなど、様々な音楽ジャンルに取り組んでいる。

新曲は、エレクトロニックでありながらも生の楽器のフィーリングを感じさせ、クァンティックらしさがある。今まで以上にダンスフロア映えするトラックとなっており、ボノボ好きからサルソウル好きまでも魅了されるであろう仕上がりだ。


今作『Atlantic Oscillations』は、クァンティックがこれまでで最も時間をかけたというアルバム。拠点をブルックリンに移したことで、世界中を旅してきたホランドの経験と、その旅の中で磨いた音楽の影響力を見事に融合させているようだ。新鋭のミュージシャンたちや新しいコンセプトの数々によって、世界中のファンや流行の仕掛け人たちを魅了してきた彼にとって、今作は、クァンティックことウィル・ホランドのアーティストとしての才能と、エレクトロニックサウンドにオーケストラサウンドを織り交ぜるという希有な手腕を見せつけるものとのこと。



今作の参加アーティストは、数々の作品で共演したニディア・ゴンゴーラに加え、クァンティックにとってお馴染みの共演者であるアリス・ラッセル、長年クァンティックのバンドとともにツアーを廻りながら、プリンス、スティーヴィー・ワンダー、ジャネール・モネイなどともコラボレーションしているスライフィフスアヴェニュー、さらにはニューヨークを拠点に活動するボーカリスト、デニティアなどが参加している。また『Magnetica』以来となるホランド自身のボーカル曲が登場する。

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「音楽というのは、聴き手にとってのセラピーではあるけど、当のアーティストにとってもまさにそうだと思う。曲を書くことで、頭の片隅にある場所に踏み込んでいける。曲を書くことがなければ、入っていくことはなかったかもしれないところに。それはまさに瞑想と同じ作用なんだ」

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なおアルバムの国内盤には、ボーナストラック「Atlantic Oscillations (Disco Dub) 」が追加収録され、歌詞対訳、さらに解説書が封入される。iTunesでアルバムを予約すると、公開中の「Atlantic Oscillations」と「Motivic Retrograde」がいち早くダウンロードできる。

■アルバム『Atlantic Oscillations』

label: TRU THOUGHTS / BEAT RECORDS
2019年6月21日(金)発売
国内盤CD BRC-599 ¥2,400+税
国内盤特典:ボーナストラック追加収録/歌詞対訳・解説書封入

[予約はこちら]
BEATINK.COM
http://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=10050
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