【インタビュー】SHINeeのテミン、「少年っぽさより、もっと大人に近いイメージ」

■最初から最後まで完璧にやってしまうよりも
■みなさんにとって特別な公演になってほしい

──昨年の初の全国ソロツアー＜TAEMIN Japan 1st TOUR ～SIRIUS～＞のファイナル公演を収録したBlu-ray＆DVDも現在発売中。振り返って、どんなツアーでしたか？

テミン：忘れられないくらいの緊張やプレッシャーもあったんですけど、全32公演、とても成長と経験になる時間でした。ファンのみなさんやスタッフさんたちと一緒に作るステージの大切さを、僕はここで改めて知った気がしますね。SHINeeで公演する時は、ある意味、自分の役割を頑張ることに全力投球だったんですけど、ソロでは、自分をサポートしてくれる人たちの姿がより近くで見えてきて。ダンサーさんやスタッフさんとも僕なりにいろいろコミュニケーションを取って、強い絆も生まれた時間でした。

▲テミン (※画像7点)

──オープニングの幻想的な演出に始まり、さまざまな工夫が凝らされたステージは圧巻。1曲1曲の完成度が高く、芸術的で、どれも息を飲むように見入ってしまいました。

テミン：ありがとうございます。ホールツアーはお客さんとの距離も近いということで、みなさんに“共感”してもらうことも意識しながら作りました。そして1曲1曲のコンセプトや世界観をちゃんと表現するために、幅広いダンスに挑戦したり、ピアノも演奏したりして。ピアノは最初、手が震えるくらい緊張したんですけど、公演を重ねるうちにだんだん慣れて、皆さんの顔や表情を見る余裕も出てきました。そういう過程も自分の中では楽しかったです。

──6月から始まる初のアリーナツアーにも期待を寄せるファンは多いと思います。2年連続の全国ツアー、意気込みはいかがですか？

テミン：本当に感謝の気持ちでいっぱいです。今、SHINeeの他のメンバーがちょっとだけいない時期に僕が頑張って成長して、またSHINeeとして集まった時にさらに爆発できるようにしたいです。メンバーそれぞれが新しい経験をしている中で、僕も今できることをして成長したいですね。

▲テミン (※画像7点)

──ちょっと気が早いかもしれませんが、アリーナツアーの内容は決まってきていますか？

テミン：いえ、まだ何も決まっていません（笑）。でも、その1日1日にしか見られないテミンを楽しんでいただけたらなって思います。最初は緊張しているだろうけど、それがだんだんほぐれていく姿とか、ちょっと間違えてしまって僕が困っている顔とか……（笑）。そういうのもライブの醍醐味ですし、最初から最後まで完璧にやってしまうよりも、みなさんにとって特別な公演になってほしいです。全体的な見どころとしては、ホールツアーを経て成長した僕の新しい姿をお見せしたいですね。音楽的にも今までやったことのないスタイルに挑戦したいと思っていて、実際に今、そういう曲を探しています。

──ステージセットや衣装のイメージもこれからですか？

テミン：そうですね。でもなんとなく、派手で華やかなステージにしたいなっていうのは考えています。ホールツアーも割と派手な公演だったと思いますが、それをさらにレベルアップさせた強烈な雰囲気というか。少年っぽさより、もっと大人に近いイメージですね。ぜひ期待していてください。素敵なステージをお届けします！

取材・文◎川倉由起子
撮影◎野村雄治









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