13thフロア・エレベーターズのロッキー・エリクソン、死去

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アメリカのサイケデリック・ロック・バンド、13thフロア・エレベーターズのフロントマンだったロッキー・エリクソンが5月31日、71歳で亡くなった。死因は明かされていない。

◆ロッキー・エリクソン画像

5歳でピアノ、その後ギターを弾き始めたというエリクソンは、高校を中退し、バンド活動に専念するようになり、60年代半ばに13thフロア・エレベーターズを結成。『The Psychedelic Sounds Of The 13th Floor Elevators』(1966年)、『Easter Everywhere』(1967年)、『Live』(1968年)、『Bull Of The Woods』(1969年)の4枚のアルバムを発表した。

初期のサイケデリック・ロックを代表するバンドの1つとなり、評価も高かったが、エリクソンはドラッグの乱用により精神疾患を引き起こし、それは13thフロア・エレベーターズ後のソロ活動に支障をきたすこともあった。メンタル・ヘルスとの彼の闘いは、ドキュメンタリー『You’re Gonna Miss Me』(2005年)で記録されている。

近年は家族やほかのミュージシャンらの支援を得て、定期的に音楽活動を続けており、2015年には13thフロア・エレベーターズの再結成ライブも行っていた。

合掌。

Ako Suzuki
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