浜端ヨウヘイ×寺岡呼人、出会いの場所からツアースタート。ニューSG発売も発表

浜端ヨウヘイと寺岡呼人による全国10カ所を巡る弾き語り2マンツアー＜浜端ヨウヘイ & 寺岡呼人ツアー 2019 〜新時代〜＞が、6月1日（土）高知・X-pt.よりスタートした。

浜端ヨウヘイは今年1月23日にプロデューサーに寺岡呼人を迎えたシングル「カーテンコール」でメジャーデビューを飾った。「カーテンコール」は移りゆく時代そのものを歌うという壮大なテーマを持った楽曲でありながら、出会い、別れ、卒業や定年など、一人一人の人生の節目や転機にも通ずるとリスナーから大きな反響があり、1月度全国AMラジオオンエアランキング1位を獲得した。リリースから4ヶ月が経った現在もなおラジオや有線放送へ日々、多くのリクエストが寄せられている。

そんな浜端ヨウヘイのメジャー2作目となる待望のニューシングルリリースが決定し、ツアー初日のステージ上で発表された。「カーテンコール」に続き、寺岡呼人とのタッグで制作された表題曲「もうすぐ夏が終わる」は、タイトルの通り“夏の終わり”を歌ったバラード。ひぐらしの鳴く声、夕暮れ時の田園風景、遠くの神社から聞こえる祭囃子など、“夏の終わり”と聞いて多くの日本人が思い浮かべるであろう情緒溢れる情景が和テイスト溢れるサウンドに乗せて描かれ、独特の寂しさと切なさが胸を掻き立てる。

ライブではリリースの発表だけにとどまらず、浜端のピアノと寺岡のアコースティックギターによる弾き語りというスペシャルバージョンで初披露も行われた。さらに、カップリングとして収録される新曲2曲（浜端の真骨頂ともいえるカントリーテイストの「停戦合意」、前作「溝の口セレナーデ」（神奈川県・溝の口）に続くご当地ソング「北野坂」（兵庫県・神戸）も初披露してしまうという大盤振る舞い。

現在、リリースに先駆けて主要歌詞サイトで「もうすぐ夏が終わる」の歌詞も公開されている。音源が聴けるのはもうしばらく後になりそうだが、まずは歌詞から「夏の終わりソング」の新たな定番となるであろうこの曲の世界をじっくり味わってみてほしい。

ちなみに今回このツアーの幕開けの場、そして新曲初披露の場として高知が選ばれたのには理由がある。2017年年末、寺岡が自身のツアー高知公演をこの日の会場でもあるライブハウス X-pt.で開催した際、ライブハウスのマスターがゲストとして地元・高知で大学時代を過ごし、当時から目をかけていた浜端を招き、共演したことが二人の出会いだったのだ。

初対面から意気投合した二人はその場で一緒に曲を作ろることを約束し、完成させたのが浜端のメジャーシーンへの第一歩となった楽曲「カーテンコール」であった。そんな二人が共に旅をする今回のツアーに＜新時代＞というタイトルを掲げ、出会いの地・高知からスタートさせたことからもこのツアーに対する熱い想いが伝わってくる。

以前にも、ツアー中のホテルの一室で膝を突き合わせながら作った新曲をさっそく翌日のライブで披露したことがあったが、このツアーの中でもきっとまた新たな曲たちが生まれかもしれない。

ツアーはこのあと6月18日（火）東京・eplus LIVING ROOM CAFE&DININGまで続く。一部会場はすでにソールドアウトしているが、前述の通りライブの中では「もうすぐ夏が終わる」収録の新曲を披露しているので、ぜひ会場でいち早く新曲を受け取ってみては。



◆浜端ヨウヘイ オフィシャルサイト