【インタビュー】秋元康プロデュースのザ・コインロッカーズ、遂にデビューSG発売「こんなスタイルのグループは世界に一つ」

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■ 39人ホントに仲いいんです(森ふた葉)

── 約1万人の中から選ばれたわけですけど、受かったときはみんな、どんなテンションだったんですか?

松本:アイドルのオーディションはその場で“何番”って発表されることが多いんですけど、合否が郵送されてくるんですよ。各自の担当楽器が家に送られてくるのが合格通知だったので「よっしゃあ!」みたいな感じで素直に喜びました。

有働:オーディションの経過をSHOWROOMというアプリで配信していたので、その時も配信しながら結果を待っていたんですが、ファンの方が喜んでくれるのも感じられるから嬉しかったですね。

▲有働優菜

絹本:私は、“ピンポーン”って鳴って宅急便の人が荷物を持っていた時点で「え? もしかして合格なのかな?」って。驚いたし、嬉しかったです。人生賭けていたのでドキドキしたし、ハラハラして待っていたので。

森:私は宅急便の人が来たものの荷物が見えなかったので「落ちた!」って思ったんですけど、紙袋にドラムスティックが入っていたんです。ただ、実感がなかったというか、合格したら家族や友達と離れ離れになってしまうっていう気持ちもあって…。

── 嬉しい反面、複雑ですよね。

森:複雑でした。受かった瞬間は両親にも泣かれましたし。だんだんと喜びがわきあがってきた感じでした。

── しかも、みなさんは1stシングルの選抜メンバーですものね。一緒に過ごす時間が増えたと思いますが、それぞれの性格は?

森:松本は頼れます。

絹本&有働:しっかりしてます。

森:しっかりし過ぎてるぐらい。その反面、おっちょこちょいですね。ちょっと天然なところもありつつ。

絹本:リハーサルのMCでよく噛んでます(笑)。

森:意外と緊張しぃやし。

絹本:明るく振舞っているんですけど、実はちょっとネガティブなところもあって表には出さないで一人で抱えこんでしまう。そこもいいところかな。

松本:絹本は、ザ・不思議ちゃんっていう感じ。

森:去年のZepp Tokyoでのお披露目では「この人、怖いな」って(笑)。

絹本:みんなそう言うんですよ。ファンの方からも「怖すぎ」、「あれはダメ」みたいに言われて(笑)。

── ははは。そんなに?

絹本:たくさん考え事をしていると顔が無表情になってしまうみたいです。

松本:芯がしっかりしてて我が道を行く人ですね。

森:それでいてまわりを見ていてパッと気が遣える人。

有働:年上ですけど、距離感を作らずに接してくれて一緒にお買い物してくれたり、接しやすいですね。

森:あとメンバーのお尻を触るのが好きですね(笑)。

── 見た目は怖いけどお茶目な面もあるギャップが魅力ですね(笑)。森さんは?

3人:ムードメーカー!

松本:39人中のムードメーカーですよ。

▲森ふた葉

── (!)それ、すごいことですよ。

松本:みんなが疲れてグターッてなっているときも(手を叩きながら)“よし! 頑張ろう!”って盛り上げて、場を和ませてくれるんですよ。

絹本:全体を見てメンバーに寄り添いに行く感じですね。

有働:私が一人でボーッとしているときも「有働!、元気か?」って来てくれるんです。すごく優しいですね。

松本:合宿中、落ち込んでいたこともあったんですが、人にはその顔を見せないで泣いてたくせに“よっしゃあ、行くぞ!”って。

── ザ・コインロッカーズをひっぱれるリーダー気質ですね。有働さんは?

森:実力があるのにさらに高みを目指して練習している努力家ですね。

絹本:<ガールズアワード>(<Rakuten GirlsAward 2019 SPRING/SUMMER>5月18日@幕張メッセ)が終わったあとも家で練習していました。

森:ただでさえ巧いのに、さらに上を目指していて尊敬します。

松本:かわいいしね。

絹本:甘えん坊なところもあります。

── 話を聞いていると、選抜メンバー、すでに結束していますね。

松本:ファミリー感がすごいんですよ。

絹本:一緒にいない時間のほうが少ないんですよ。合宿もしたし、MV撮影にも行ったし。

── 合宿というのは第1次選抜メンバーの9人で?

森:39人全員です。チームに分かれて朝から晩までずーっと。

松本:休憩時間はゴハンのときだけですね。

── スパルタ合宿じゃないですか(笑)。

松本:朝ゴハン食べて9時から練習して。

有働:夜の10時ぐらいまで。手首とか痛くなって。

森:湿布貼りまくりですよ(笑)。でも、合宿はホンマにみんなが大きな家族みたいな関係になって、演奏も一体感が出てきたんですよ。

絹本:今までバラバラに弾いていたので、スタッフさんとかから「バンドじゃない」って言われていたんです。

松本:個々のパートでいっぱいいっぱいだったのが合宿を通じて意識が変わりましたね。5バンドに分かれてスタジオで練習したんですが、一緒に過ごす時間が長ければ長いほどバンドって結束力が強まるんだと感じました。

── それにしても女子が39人もいたら、めっちゃ賑やかなのでは?

有働:確かに。ワイワイしてて。

森:39人ホントに仲いいんですよ。

── 楽器初心者の人もいればバンド経験者もいて、国籍が違う人もいるわけでしょ? バンド塾みたいな。

松本:学校だとひとクラス分って感じですよね。

有働:女のコだけだから最初はギスギスするのかな?って思ってたんですけど、全然そんなことなくて。

森:最初は不安だったけど、すぐに仲良くなって。

松本:優しいし、個性豊かで面白いメンバーが集まってるんです。

── ちなみに秋元康さんからアドバイスされたことはありましたか?

有働:私が覚えているのは「無理して合わない靴をはいて走っても大変だけだけど、合う靴を探して走ると一瞬だよ」って。そうアドバイスしていただいたのはすごく印象に残っています。

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