BOSSからステージで快適に演奏できる小型ギター用ワイヤレス・システム「WL-60」、ペダル型レシーバーは大型LCDを搭載

ツイート

ギターとアンプをカンタンにワイヤレス接続して自由に演奏が楽しめる楽器用小型ワイヤレス・システム「WL-60」がローランドのBOSSブランドより登場。6月29日に発売される。

2018年に発売された「WL-50」「WL-20」「WL-20L」に続く「WLシリーズ」の新モデル「WL-60」は、シリーズのコンセプトを継承しつつ、ライヴ演奏やスタジオセッションでの使用に最適なワイヤレス・システム。ローランド独自のワイヤレス技術により、高音質かつ、極めて遅延の少ない信号伝送を実現している。


▲レシーバー部はペダルボードにカンタンに組み込み可能。トランスミッターは付属のケーブルでギターと接続。アルカリ電池2本で最大25時間の演奏が可能。

演奏する場所の電波状況を感知し、最適なチャンネルを14チャンネルの中から自動的に選択。シンプルな操作でワイヤレス設定が完了する。本体ディスプレイには14チャンネルすべての電波状況を表示。状況に応じた設定変更や、複数の「WL-60」を使用する場合のチャンネル設定もすばやく確実に行える。


▲トランスミッターのサイズは68×88×30(ストラップ・クリップ含む)mm(W×D×H)mm、重量は電池込みで120g。

ギター信号を送信する付属のワイヤレス・トランスミッター「WL-60T」は、プレイヤーのベルトやギターストラップにカンタンに取り付けが可能。トランスミッターとギターは付属のケーブルで接続、さまざまな形状のギターで使用できる。バッテリーは内蔵タイプから単三型アルカリ電池に変更。乾電池2本で最大25時間の使用が可能なので、リハーサルからライヴ本番までの長時間の使用にも安心だ。

なお、トランスミッター「WL-60T」は単体での販売も行われる(14,000円前後)。複数のギターを持ち替える場合でも、それぞれのギターに「WL-60T」を接続することで、快適に演奏することが可能だ。


▲64×32ドットのグラフィックLCDを備えるレシーバーは70×120×56mm(W×D×H)、重量は180g(U乾電池込みでは220g)。

大型LCDを搭載した「WL-60」のレシーバー部は、BOSSコンパクト・ペダルとほぼ同じサイズで、ペダルボードにカンタンに組み込むことが可能。ACアダプター、もしくは単三アルカリ電池2本で駆動する2電源方式を採用(ACアダプターは別売り、電池使用時の電池寿命は約10時間)。他のペダルへ電源供給が可能なDCアウト端子も備える。また、ギター信号のケーブル伝送時の音質変化を再現する「ケーブル・トーン・シミュレーション」機能も搭載。違和感の少ない演奏ができる。

製品情報

◆WL-60
価格:オープン(市場想定売価 税込 29,000円前後)
発売日:2019年6月29日
この記事をツイート

この記事の関連情報