【インタビュー】Super Break Dawn、疾走感溢れるダンスチューンとセンチメンタルなバラードの夏ソング「SUMMER DELIGHT/線香花火」

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今年4月にリリースされた2ndシングル「Blood in Chains」でセクシーかつエモーショナルな魅力を振りまいたSuper Break Dawnが、早くも3rdシングル「SUMMER DELIGHT/線香花火」を完成させた。疾走感溢れるダンスチューンとセンチメンタルなバラードという、タイプの異なる夏ソング2曲が収められた本作。現在精力的に行われているリリースイベントの手ごたえや、夏にまつわるアレコレを聞いてみた。

■「SUMMER DELIGHT」は夏真っ盛りの時に聴いてほしくて
■「線香花火」は夏の終わりに聴いてほしい


――前作「Blood in Chains」はチャートアクションも含めかなり好評だったようですね。

KOHEI:嬉しかったです。あのシングルには1曲しか収録されていなかったんですが、あそこまで上位に行けたのは予想以上だったというか。もちろんメンバー全員頑張って完成させたCDではあるんですが、喜びと驚きとでいっぱいでした。

TAKUYA:正直に言うと、その前の作品(「Silent Snow」)と同じくらいの結果を残せるかな?っていう気持ちがあったので、僕は驚きのほうが大きかったですね。

TAKA:「Blood in Chains」は1枚500円だったんですが、リリースイベントなどではSBDを初めて見たっていう方も手に取ってくださっていたので、それはすごく嬉しかったですよね。

HIRO:僕らのパフォーマンスを見て買ってくださったわけですからね。

KOTA:感謝しかないです。

TAKUYA:今も新曲のリリースイベントをやらせていただいているんですが、7月9日の発売日に向けて頑張っているところです。


▲「SUMMER DELIGHT/線香花火」TYPE-A


▲「SUMMER DELIGHT/線香花火」TYPE-B

――その新曲というのが、いよいよ発売になる3rdシングル「SUMMER DELIGHT/線香花火」ですね。

KOTA:はい。今はまだリリースイベントで「SUMMER DELIGHT」しか歌っていないんですが(※取材時)、ライブではみんなタオルを振ってくれたりして一緒に盛り上がれる曲なんです。おそらくSBDのことを初めて見るんだろうなという方もたくさん足を止めてくださっているし、CDを予約してくれる人もいて、もっともっとこの曲が伝わっていけばいいなと思っています。

TAKUYA:誰でも真似できるキャッチーなフリと盛り上がるサウンドが印象的な、夏にぴったりの爆上げダンスチューン! 初めて聴いた人でものれると思うし、タオルを回したり、タオルがなければ腕でもなんでも回して参加できる曲になっています。もう1曲の「線香花火」はひと夏の恋を描いた曲。これまでSBDの楽曲にはなかった、いわゆる歌い上げるタイプのセンチメンタル・バラードになっています。

TAKA:「線香花火」は、きっとライブだとみんな立ち尽くしてしまうというか、じっと聴き入ってしまうようなタイプの曲だと思います。


▲TAKA

――今回の楽曲は、どちらも夏がテーマになってるということですね。

TAKUYA:はい。でも僕としては、「SUMMER DELIGHT」は夏真っ盛りの時に聴いてほしくて、「線香花火」は夏の終わりに聴いてほしいなと思っているんですよね。

HIRO:そうだね!

――じゃあ、発売日に購入しても「線香花火」だけはちょっと寝かせておかないといけないですね(笑)。

TAKUYA:あははは!とりあえず「SUMMER DELIGHT」だけリピートしていてください(笑)。

――いやいや、どちらも聴きましょう(笑)。

HIRO:(笑)。でもそういう雰囲気の違いみたいなものも感じてもらいたくて、今はまだこの曲をライブで歌っていないんです(※取材時)。

TAKA:同じ夏という季節を歌ったものでも、180度違うと言っても過言ではないくらいの2曲ですからね。SBDにとってもこういう新しい曲が増えたのは嬉しいことですし、これからライブで違った表情を見てもらえるのも楽しみだなと思っています。


▲TAKUYA

――夏という季節感を全面に打ち出した作品を夏にリリースできるのは、パフォーマンスをする側としても気分が盛り上がりますね。

TAKUYA:本当にそうだと思います。去年、冬に向けて「Silent Snow」という冬の曲をリリースしましたけど、もともとSBDには夏っぽい曲がなかったこともあり、またひとつこうやって季節感を大事にした作品が出せるのは嬉しいですね。

HIRO:しかも、ここまでアップな感じはなかったし。(デビューミニアルバム「Breaking Dawn」に収録されている)「You’re my #1」はもうちょっとアイドルっぽい感じでワイワイするような曲だったけど、「SUMMER DELIGHT」はかっこいい感じでワイワイできるのがポイントでもあると思います。

HIRO:「線香花火」のほうは、秋の虫の音や水、花火などいろんな効果音が入っているんです。そこも注目して聴いてほしいですね。


▲HIRO

――ではレコーディングについても聞かせてください。まず「SUMMER DELIGHT」についてですが。

TAKUYA:僕は、夏の海辺をイメージしながら歌いました。真っ青な海とキレイな砂浜。その砂浜で、めちゃくちゃ楽しく過ごしている気分で歌っています。

――正直、5人ともあまり夏の日差しガンガンみたいなイメージがないんですけど(笑)。

TAKUYA:確かに(笑)。でも僕、日焼けはしたい派ですよ。

KOTA:俺は夏好きですね。海も毎年行っています。日焼けも気にしないし。

KOHEI:男らしいねぇ(笑)。

TAKA:…部屋から一歩も出たくない(笑)。

KOTA:そう、彼は俺が海に行こうって誘っても来なかった人です(笑)。

HIRO:(TAKAは)紫外線が苦手なんですよ。

――そんなTAKAさんは、この夏曲をどうイメージしながら歌ったのか気になります(笑)。

TAKA:でも、レコーディングの時はちゃんと夏の海の景色をイメージしてましたよ。海なんだけど、日焼けはしない方向で(笑)。

KOTA:なるほど、夕暮れとかだ。

TAKA:そして、とにかく笑顔で歌おうというのは心がけました。

――MVでも笑顔は大事にされていましたね。歌詞の世界観についてはどうですか?

HIRO:恋愛というよりも、もうちょっと友達同士で夏を楽しんでいるって感じかなと思いました。言葉にするのはちょっと難しいんですが、立ち止まったり迷ったりすることもあるかもしれないけど、夏だし仲間もいるんだから、前を向いて楽しもうぜって。

KOTA:俺は結構パリピなイメージでした(笑)。「SUMMER DELIGHT」って夏の喜びというか歓喜みたいな意味だと思うので、夏フェスとかでみんなが盛り上がっているような感じかなって。

KOHEI:それはあるね。海辺の夏フェスみたいな、わかりやすいところだと、湘南乃風の「睡蓮花」のMVでみんなが踊ってる感じをイメージしながら、リリースイベントなどではお客さんを盛り上げています。

――ちなみにKOHEIさんお得意のアクロバティックな動きというのは、例えばですが砂浜などでも可能なんですか?

KOHEI:砂浜って意外と傾斜があったりするので、場所によっては勢いに乗りやすかったりもしますよ。ただ足元が沈んでしまうので、体への負担を考えると、床やコンクリートに比べて大変な部分は多いかもしれないですね。

◆インタビュー(2)へ
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