ポルノグラフィティ、ワンカットで撮影された新曲「VS」MV公開

ポルノグラフィティが7月31日、50作目となるシングル「VS」をリリースする。同曲のミュージックビデオが公開となった。

◆「VS」MV Short Ver.

映像は完全ワンカットで撮影されたもの。昭仁と晴一がそれぞれ別の場所から街を練り歩きはじめ、最終的にライブハウスで合流する映像が画面の右と左に別れて構成された。

その道中では、クレープを子供にとられたり、メンバーの知り合いでもあるflumpoolの阪井一生に出くわすなど、細かい仕掛けも。メンバーの自然な表情が垣間見える仕上がりだ。最終的にライブハウスのステージ上で合流する2人だが、ライブハウスの入り口にはポルノグラフィティの過去の写真が張り巡らされ、20周年の歴史を感じさせるシーンとなっている。これは20周年、50作目となるシングルであり、過去と現在との対比を“VS”で表現した歌詞になぞらえた切り口となるものだ。その対比は映像の後半でも感じることができる。

なお、シングル「VS」初回生産限定盤には、「アニメ『MIX』×ポルノグラフィティ オリジナルイラスト野球カード」も封入されることも発表となった。

以下に、「VS」ミュージックビデオの映像を手掛けた大久保拓朗監督のコメントをお届けしたい。

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「音楽の香りがしつつ、日常的な雰囲気もある下北沢をロケ地に選び、そこでシンプルだけどずっと見ていられるようなワンカットのMVにしたいなと思いました。
通常は一台のカメラでワンカットMVを撮るところを、2台のカメラで同時にワンカットMVを撮影したら面白いなと思い、2台別々の場所からよーいどんでスタートして最終的に同じ場所に行き着くという展開にしました。
本番は1テイク目からびっくりするくらい上手くいったのですが、せっかくなのでもうちょっとやりましょうか、という感じで合計3テイク撮影しました。
いろいろと見どころはあるMVになっているのですが、今回20周年という記念すべきタイミングでもありましたので、ライブハウスの階段にこれまでのポスターやジャケット写真など飾らせていただきました。目を凝らして見ていただけたらと思います」──大久保拓朗監督

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