【対談】感覚ピエロ×夜の本気ダンス、「妖艶さはロックバンドとして大事な要素」

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感覚ピエロが5月より全国25ヵ所の対バン&ワンマンツアー<感覚ピエロ 5-6th anniversary「LIVE - RATION 2019」 ~奮い立たせてなんぼでしょ~>を開催中だ。同ツアーは、11月開催が決定している自身最大級の挑戦“幕張メッセ・ワンマンライブ”に向けて行われているものでもある。BARKSでは昨年のツアー<47都道府県ツアー2018「KKP TOUR またイかせてもらいます!!47都道府県全国津々ムラ×2!! デリバリー感覚ピエロ!!〜チェンジだなんて言わせない〜」>の際に展開した特集企画と同様、ツーマン公演から毎月一組をピックアップしてライブレポートおよび対談連載を実施する。

◆感覚ピエロ×夜の本気ダンス 画像

その第2回目は、夜の本気ダンス。この夜のライブMCでは「ずっと夜ダンを意識してた」「関西のバンドが音楽シーンを熱くしたい」と横山が語るなど、年齢も近く、同じ関西出身の両バンドにはお互いを高め合うライバル心も、バチバチが生み出す絆も存在するようだ。6月7日、夜の本気ダンスの地元・京都MUSEでの対バン公演を終えたばかりの2組に終演後の会場で話を訊いた。

   ◆   ◆   ◆

■こんなにドンピシャな2バンドはいない
■でも意外とジャンルはドンピシャじゃない

──まずは本日の2マンライブの感想から教えてもらえますか?

アキレス健太(Dr):お互いに鍛えられたライブかなと、心も体も。それは良かったんじゃないかと。

マイケル(B):そうっすね。感覚ピエロと関西で2マンをやったことがなくて、やってみたらこんな感じになるんやなと。お客さんの“待ってました”感も伝わってきたし、リアクションもわかりやすかったですね。打ったら返ってくるライブでしたから。

滝口(B):純粋にお客さんが楽しんでて、印象に残ったのはお客さんの笑顔やったんですよ。それを見れただけで2マンをやって良かったなと。

西田(G):えらい気持ちようやらせてもらって、非常に筆舌に尽くし難い一夜になったと思います。

マイケル:そこは尽くせや(笑)!

──言葉にできない思いがあると?

西田:そうですね。言葉にしたほうがいいですか? ……またの機会にさせてもらいます(笑)。

秋月(G):ライター殺しやな(笑)。

鈴鹿(Dr):感覚ピエロって、(アキレス)健太さんの筋肉を見れば、今はどういう状態かわかるんですよ。感覚ピエロの音楽を支える上でひょろひょろの筋肉では無理ですからね。音楽のレベルが上がるごとに、健太さんは体を大きくしてるんです。今はすごくいい状態だなと思ったし、今日のリハーサルを見ても筋肉がパンプアップされてるし。今、感覚ピエロはキレッキレなんやろうなと。その時点で気合いが入りましたね。だから、今日は一番手で出たけど、突っ込んでいかないと食われるなと思ったし、力が入りました。

健太:いや、わかる人にはわかるんやな(笑)。

鈴鹿:わかりますよ!

秋月:関西で夜ダンと2マンをやるのは意外と初で、やってそうでやってなかったんですよね。夜ダンのライブを客席の後ろからずっと観てて、鈴鹿兄やんのMCおもろいなあと、やる気が沸々としてたんですけど、1曲目のサビで足をやってしまい、テンションが下がるという。まさかのハプニングがあって、全然踊れない夜でした(笑)。ただ、気持ちはお客さんと一緒に踊れたからね。

鈴鹿:健太さんを見習って、鍛えてへんからケガするんや!

秋月:健太の話はもうええから(笑)。

健太:いや、そういうこと! わかってるなあ。

鈴鹿:いい見本があるねんから。

秋月:はははは(笑)。健太フィーチャーがすごいな(笑)。

米田(G/Vo):感覚ピエロと僕らの組み合わせは、改めてええなと。僕らが音を出した瞬間、“楽しめる夜になるやろう”という空気が、お客さんから伝わってきましたからね。バンド側は仲が良くても、それがお客さんに伝わらないときもあるし。みんなが楽しめる理想の2マンかなって。

──夜ダンの地元京都だからというのを抜きにしても?

米田:京都はワーッとならないというか、シャイな方も多いんですよ。

マイケル:実際、今日は京都の人が意外と少なかったしね。

──横山さんは?

横山(Vo/G):いい夜でしたね。

秋月:感想、薄っ! ウチのヴォーカルは倒置法を使いますから。

横山:はははは(笑)。対バンは結構しているから、お互いに手の内は知ってるわけじゃないですか。でも今日の夜ダンは“オラーッ”てグイグイ行くような感じで、そういう姿を初めて観た気がして。

鈴鹿:新しいアルバム『Fetish』をリリースして、これからツアーも始まるから、テンションとかモチベーション的にはバリバリやったかもしれん。

横山:ああ、なるほどね。それを見て、僕らもやらなきゃという気持ちになったし。さっき「京都のお客さんが少なかった」という話が出たけど、逆に言うと、感覚ピエロと夜ダンの2マンを観るために京都以外からたくさん集まってくれたんだなって。そういう意味で今日はナイスな夜でしたね。

秋月:ちゃうやろ! 忘れるなよ(笑)!

横山:最高の夜でしたね……なんだっけ?……あっ、いい夜でしたね(笑)。

秋月:ウチのヴォーカル、倒置法に失敗しました(笑)!

鈴鹿:そこはうまく編集してもらえるから。

マイケル:いや、そのまま活かす方向でお願いします(笑)。

──今日はお互いにいい火花を散らし合えたと?

秋月:ほんとにこんなにドンピシャな2バンドはいないですからね。メンバー同士仲が良くて、お客さんも楽曲をシェアしやすい。でも意外とジャンルはドンピシャじゃないんだよね。

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