【実機レビュー】AirPods第2世代の「Siri機能」と「ワイヤレス充電」がある生活

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発売から4ヶ月が過ぎた第2世代のAirPods。新しい動画には、AirPodsの特徴である「Siri機能」と「ワイヤレス充電」がハイライトされている。Apple製品のCM楽曲には、Marian Hill『Down』やSHAED『Trampoline』など、その選曲センスが音楽ファンをザワつかせることも多いが、今回のCM楽曲にはジャマイカ出身のアーティストTessellated『I Learn‘t Some Jazz Today』を採用している。日本国内ではTessellatedの知名度はまだ高く無いが、Apple製品のCM楽曲に採用された事実だけでも一聴の価値はあるのではないだろうか。今回も各国の音楽ファンをザワつかせているに違いない。BARKSでは、この動画の主役であるAirPodsが第2世代となってアップグレードされた「Siri機能」と「ワイヤレス充電」に改めてフォーカスした実機レビューを行なった。


ワイヤレスイヤホンを買って初めに行う、デバイスとのペアリング。iPhoneとAirPodsであれば、さすがApple製品同士というべきスムースな連携で、一瞬で簡単にペアリングが完了する。やり方は、iPhoneやiPad、あるいはMacのそばでAirPodsのケースを開くだけ。ディスプレイにAirPodsが表示され、これをタップすればBluetoothとiCloud上のデバイスとの連携が完了する。迷うことはほぼないだろう。

それでは、Siri機能から紹介しよう。見た目は第1世代と遜色ないが、第2世代AirPodsは最新の「H1チップ」を搭載することで、バッテリーのパワーが向上し、今までより50%長い通話時間とデバイス間の切り替えがさらに早くなった。第1世代ではイヤホンをダブルタップして呼び出していたSiriも、最新のAirPodsでは、Hey Siriと言うだけで様々なことを操作できる。

例えば、楽曲の再生中なら、音量操作や曲送りはもちろん、プレイリスト再生の指定、再生中の楽曲情報の読み上げ(アーティスト名と曲名)も、声だけで操作が可能だ。両手をポケットに入れたまま、あるいは何か作業をしていて手が使えない時であっても「Hey Siri、音量を3つ上げて」といえば、すぐに応えてくれる。感心したのは、呼び出しコマンドである「Hey Siri」が、とても小さな声であっても聞き取ってくれている点。隣で寝ている人を起こさないくらいの声量でも聞き取ってくれた。この感度は素晴らしい。


したがって、喧騒ざわめく町中であっても屋外ならボイスコントロールは現実的だ。とはいえ、電車や店内でSiriに呼びかけるのは抵抗があるだろう。AirPodsはダブルタップで操作が可能で、タップによる挙動をユーザー自身が割り当てられる。曲送りや再生の停止など、Siriなしでも操作したいものはこちらに割り当てておくと良いだろう。

改めて本体デザインに触れるまでもないが、AirPodsは耳に押し込むカナル型ではなく、インナーイヤー型のイヤホンだ。環境音は聞こえるものの、カナル型ほど耳に負担がないため長時間の着用に適している。そしてこの常着に適しているという特徴は、Siriとすこぶる相性が良い。家やオフィスでもAirPodsを付けっぱなしにして、通話や天気の確認、リマインダーのチェックなど、ボイスコントロールをはばかることなく使えるからだ。まわりの人の邪魔にならぬよう音楽を楽しみつつ、ハンズフリーによる作業効率も上がるだろう。


次に、ハード的な進化ともいえる「ワイヤレス充電」について見ていこう。第2世代となったことで、AirPodsのケースがワイヤレス充電に対応した。もちろん、第1世代同様にLightningケーブルからの充電も可能だ。

実際にワイヤレス充電を使ってみて感じたのは、この便利さは見るのと体験するのとでは大違いだということ。今までケーブルに繋いでた数秒の手間が、定位置にポンと置くだけで良くなる。言葉にすればこれだけのことだが、いざ動線を追ってみると「置くだけ」というのがいかにストレスフリーなのかが身にしみる。充電ケーブルがなくなった分、AirPodsの充電スペースそのものがインテリアのようにスッキリするのも嬉しい。

ちなみにAirPodsのバッテリーは、1回の充電で最大5時間の音楽再生、3時間の連続通話が可能。また、15分の充電で最大3時間、2時間通話が可能だ。毎日の通勤や通学に使う分には十分だが、ヘビーに使い倒すならそれなりの頻度で充電が必要になるだろう。そうした際に、ケーブルに繋ぐことなく置くだけで良いというのは、日々の使いやすさに直結する。ワイヤレス充電は、充電をただの「動作」に変えてしまうのだ。


胸ポケットに入るほど小さく軽快なAirPods。その軽快さは、持ち出しやすさや充電のしやすさといった、人の気持ちに作用する部分をも軽くすべくデザインされている。冒頭で触れた、Tessellated『I Learn‘t Some Jazz Today』を採用した新CMには、そうした軽さを表しているのか「Bounce」とタイトルが付けられている。思わず跳ねてしまうほど軽いのか、それともその手にとりやすさに思わず心が弾んでしまうのか。その答えは、AirPodsがある生活を実際に試して体感して頂きたい。

文◎ヤマダユウス型

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