TASCAMからハイレゾ録音対応、入力の拡張も可能なUSBオーディオ/MIDIインターフェイス販売開始

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ティアックのTASCAMブランドよりハイレゾ録音をサポートしたUSBオーディオ/MIDIインターフェイスの新製品「SERIES 102i」「SERIES 208i」が登場。全国の楽器取扱店および同社のオンラインストア「ティアックストア」で7月27日に発売開始となる。

「SERIES 102i」と「SERIES 208i」は、24bit/192kHzのハイレゾ録音をサポートしたオーディオ/MIDIインターフェイス。業務用オーディオブランドとして40年以上にわたり培われてきたオーディオ設計のノウハウを惜しみなく投入したモデルで、Windows、Mac、iOS機器に対応。シルバーを基調にした精悍なデザインと強化された操作性、高品位なバンドルソフトが魅力の製品だ。


▲「SERIES 102i」は、ギタリスト、ソングライター、ホームユースなど小規模スタジオに最適なモデル。2つのマイク/ライン/楽器用コンボ入力を装備。ADATまたはS/MUX対応機器から最大8チャンネルのデジタルオーディオ入力を受けることが可能なオプティカル端子も搭載。出力はモニター出力の1/4インチTRSバランスライン出力と2つのヘッドホン出力を用意。

▲「SERIES 208i」は、より多くの入力が求められるプロユースのスタジオおよびライブレコーディングに適したモデル。4つのアナログマイク/ライン/楽器用コンボ入力と8系統のライン出力を装備。2系統のオプティカル入力で最大16入力を拡張可能、ワードクロック入出力も備える。

いずれも低ノイズでクリアなサウンドに定評があるUltra-HDDAマイクプリアンプを搭載。S/MUX出力に対応した機器からマルチチャンネルのデジタルオーディオ入力が可能なオプティカル入力端子を備えるほか、「SERIES 208i」にはプロ機器に装備されるワードクロック入出力端子も装備。コンパクトでありながらプロの要求に応える仕様と拡張性を備え、さまざまなレコーディングセッションに対応する。

バンドルソフトウェアは、SteinbergのWindows/Mac用DAWソフトウェア「Cubase LE」とiPad用DAWアプリ「Cubasis LE」、IK Multimediaのギターエフェクト/モデリングソフトウェア「AmpliTube」とマスタリングソフトウェア「T-Racks TASCAM Edition」。そして、新たにミキシングソフトウェアとしてiZotope社の「Neutron Elements」を用意。「Neutron Elements」は、コンプレッサー、エキサイター、トランジェントシェイパー、EQを備えた最新の音楽制作用プラグイン。このソフトウェア独自のトラックアシスタント機能は、複雑な操作なしに最適なミックスを可能にする史上初のインテリジェントミキシングソリューションとなっている。


制作フローのすべてをカバーする充実したバンドルソフトに加え、強力なDSPエンジンによる内蔵エフェクター/ミキサーを操作するTASCAM Controlソフトウェア「SettingsPanel」も用意。各チャンネルにはリバーブ、コンプレッサー、フェーズインバート、4バンドEQを備えている。

製品情報

◆SERIES 102i
価格:オープン
◆SERIES 208i
価格:オープン
発売日:2019年7月27日
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