「LED ZEPPELIN I」50周年記念 ドラゴンペイントをあしらったジミー・ペイジ シグネイチャーレギュラーラインモデルが発売開始
Winter NAMM 2019で発表され大きな話題を呼んだジミー・ペイジ監修のシグネイチャーモデル4製品のうち、伝説のドラゴンペイントをあしらった「Jimmy Page Telecaster」のレギュラーラインモデルがいよいよ登場。7月25日より発売が開始された。
「Jimmy Page Telecaster」は、ロック史に名を残す名アルバム「LED ZEPPELIN I」のリリース50周年を記念して開発されたジミー・ペジシグネイチャーモデルの一つで、ジミー・ペイジのキャリアとともにさまざまな進化を遂げてきたテレキャスターに対するオマージュ。
1966年にジェフ・ベックからこのギターの元となるオリジナルモデルをプレゼントされたペイジは、まず8枚の丸型ミラーをボディに貼り付けた。。光を反射させて神秘的なイメージを醸し出したこの時期のテレキャスターは「ミラーテレキャスター」と呼ばれた。数カ月後にはミラーは取り外され、このギターはペイジ自身によって再塗装されることになる。
サイケデリックなデザインに仕上げられたこの伝説的なギターは「ドラゴンテレキャスター」と呼ばれるようになり、さまざまなカスタマイズが加わる各段階で、20世紀で最も象徴的なリフを多数生み出した。
「Jimmy Page Telecaster」は、この「ドラゴンテレキャスター」をスタンダードラインの製品として再現したモデル。ジミー・ペイジが直接開発に携わり、スペックの最終チェック、ペイントの監修をしている。仕様はOVAL Cシェイプのメイプルネック、アッシュ材を用いた50s Telecasterツービースボディ、スルーボディまたはトップロードで弦を張ることができるトップローダーブリッジ、カスタムシングルコイルピックアップ、ラッカー仕上げ。デラックスブラックケースとレッドコイルケーブルが付属する。
「このギターが辿ってきた旅そのものが、このギターの価値を物語っています。ジェフ・ベックが気前よく私に譲ってくれたその愛に溢れるジェスチャーから始まり、THE YARDBIRDS、そしてLED ZEPPELINのファーストアルバムでの活躍を経て、今日に至るまでの紆余曲折の中に、このギターの真の美しさが潜んでいるのです。今まさに、その美しさが甦り、その美しさを含めて、再現できたのではないかと感じています。」とジミーは語っている。ジミー・ペイジ出演の開発インタビュー映像(日本語字幕あり)もあわせてチェックしてほしい。
製品情報
価格:190,000円(税別)
発売日:2019年7月25日
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