ギブソン、ブライアン・レイの最新シグネイチャーモデル「Brian Ray ’62 SG Junior」
ギブソンからポール・マッカートニーのツアーメンバーとしても活躍する米国ギタリスト、ブライアン・レイの最新シグネイチャーモデル「Gibson Custom Brian Ray ’62 SG Junior」が登場した。
人気を博した前作「Brian Ray ’63 SG Standard」に続く「Gibson Custom Brian Ray ’62 SG Junior」は、ポール・マッカートニーというレジェンドのワールドツアーをサポートする、ブライアン・レイの近年のメインギター。一見するとトラディショナルなSGだが、ファースト・コール・ギタリストならではのユニークな試みがなされたモデルだ。
その特徴としてまず挙げられるのは、通常のSGよりも若干厚みを増したボディ。ブライアンは「中低音域にパンチが増し、ウエイト・バランスが向上する」と説明する。ヴィンテージ・トーンの再現のためにカスタムワウンドされたP-90ピックアップは、プッシュ/プッシュ・スイッチでオンオフが可能な、パッシブ・インダクション・コイル・サーキットにより、バッテリーを使わず、P90のパワフルなサウンドをそのままに外来ノイズを減少させる。
出荷時は、ABR-1+マエストロ・ショート・ヴァイブローラー仕様だが、コンバージョン・ブリッジの採用により、ラップテイルブリッジ+マエストロ・ショート・ヴァイブローラーまたはストップバー・テイルピースに換装が可能だ。
SGジュニアのボディにSGスタンダードのネックを組み合わせ、グロス仕上げホワイト・フィニッシュ、12フレットのみに入れられたクラウン・インレイ、一部のヴィンテージに見られるインレイ入りのエボニーブロックなどハイセンスなルックスにまとめられている。ボディ、ネックの材はともにマホガニー、フィンガーボードはインディアン・ローズウッド。
製品情報
価格:567,000円(税別)
発売開始予定時期:2019年8月
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