キンクスのキーボーディスト、イアン・ギボンズ死去

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キンクスのキーボード・プレイヤーだったイアン・ギボンズが8月1日、67歳で亡くなった。膀胱がんを患っていたという。

◆イアン・ギボンズ画像

キンクスのオフィシャル・サイトにメンバーからの追悼の言葉が掲載され、フロントマンのレイ・デイヴィスは「寂しくなるなんてものじゃない」「彼がこのバンドのオーディションを受けたとき、数コードプレイしただけで、僕は彼が適任だってわかった」「いま…、僕は彼の笑顔、そして、長時間の公演を終えた後、エアコンが壊れたバスで8時間旅しなきゃいけないってときでさえ、大丈夫だって感じさせてくれた彼の気の利いたユーモアのセンスと優しい微笑みを思い出してる」「これをどう終わらせたらいいか、わからない。多分、僕はそうしたくないんだろう」と偲んだ。

デイヴ・デイヴィスは「最高にプロフェッショナルだった上に、イアンはいつだって、ツアーやレコーディングでポジティブな姿勢を保っていた。彼は、キンクスの音楽に素晴らしい色と側面を加えてくれた。いい友達だった。ものすごく寂しくなる」と、ミック・エイヴォリーは「イアンのことはこの先ずっといい友達、素晴らしいミュージシャンとして心に留めておく」「さよならを言う間もなく、彼が往ってしまったのはとても悲しい」と追悼した。





イアン・ギボンズは1979年にキンクスに加入。ドクター・フィールグッド、イアン・ハンター、スウィートらともプレイしてきた。

合掌。

Ako Suzuki
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