WIN=W1N、メンズダンス＆ヴォーカルユニットが進む道

2019年1月に活動をスタートし、2019年2月にSHOW CASE LIVEを行ったWIN=W1Nが、着実に階段を上っている。7月26日～28日にマレーシア・クアラルンプールで開催された最大級のオールジャパンイベント＜JAPAN EXPO MALAYSIA 2019＞へ出演を果たした。予定したメイン会場たけでなく、急きょ野外ステージでの出演も決定し、歌とダンスパフォーマンスを披露した。

7月27日のメインステージと野外ステージでは、甘い目で未来を見ない、力あるものしか勝ち残ことができない実力社会を知っている彼ららしい「We Walk On」と、甘えた世界に落ちていく者との決別を歌った「DAYBREAK」を披露。そして28日は、本気の未来を創っていくと宣言する「Rock That Beat」と「DAYBREAK」を披露した。




マレーシアの方や日本から参加したファンがSNSなどに動画を投稿しているため拡散につながっている。日本という島国から飛び出し、活動することで彼らは一歩進んだ。彼らを新たに知ったマレーシアの人によって、アンオフィシャルではあるがファンクラブが立ち上がっているとのこと。オフィシャルのYouTubeへの再生や書き込みも海外からのものが増えている。クローバル、インバウンド・アウトバウンドといわれる今、視点をどこに置くかが問われる。

メンズダンス＆ヴォーカルユニットが多く生まれる今、進むべき道を見極めるのはとても大切だ。彼ら6名は全員が多くの経験をもって再スタートを切っている。大きなステージ経験があったり、海外での活動経験があったり。だからこそ、今回の海外でのイベント出演には大きな意味があるだろう。




そして、今後の活動も明確だ。8月10日には、＜2019神宮外苑花火大会＞のオープニングアクトとして出演が決定。より多くの人に知ってもらう場を得た。メンズダンス＆ヴォーカルユニットが進む道が広がってきている今、どの道を選ぶかは、それぞれのグループ次第。そして、個人の活動をどこまで進めるかも、大きく関わってくる。





今回、舞台という場での活動を6名中3名が行う。高橋龍輝が8月9～19日までミュージカル＜マイ・バケットリスト Season5＞に出演。また、奥原修と脇山礼が9月３～８日まで舞台＜僕の兄貴はテディ・ベア＞に出演。以前、アイドルのマネジメントに関わっていた経験から、グループメンバーの舞台出演を嫌うアイドルグループも多い。稽古期間と本番期間でライブ活動が止まったり、制限されたりするからだ。しかし、それをもってしても、舞台に出演したメンバーが持って返ってくるモノが大きい。また、メンバー以外との場所や舞台という場で得る生の感覚は、ライブにも生きてくる。そして何より、個人の力、本人に力が付くことが将来につながるということだ。もちろん、新たなファン獲得にもつながる。





そんな、WIN=W1Nが、これからどんな場所で、どんな表現を見せてくれるのかが、本当に楽しみだ。そして、明らかに、2019年2月28日に六本木morph tokyoで見た、showcase live（https://www.barks.jp/news/?id=1000165315）から大きくステップアップしている。

そんな彼らは1st Mini Album発売から約半年。9月22日にはVUENOSにて2nd Mini albumの＜Comeback Showcase＞を行う。




寄稿：伊藤緑　　http://www.midoriito.jp/



◆WIN=W1Nオフィシャルサイト