吉川晃司、『フランケンシュタインの誘惑』OPテーマの配信スタート

吉川晃司の新曲「BLOODY BLACK」が配信限定シングルとしてリリースされた。

◆吉川晃司 画像

「BLOODY BLACK」は、自身がナビゲーターとナレーターを務めるNHKの教養番組『フランケンシュタインの誘惑　科学史 闇の事件簿』のオープニングテーマとなる書き下ろしの新曲だ。BSプレミアムで番組の新シリーズがスタートするのに合わせて、本日10月29日（木）より配信開始となった。

吉川は楽曲について、「番組のテーマが“科学の闇”だったので、人間の愚かしさや危うさを描いた曲を作ろうという意識で臨んだんです。独特の雰囲気の番組なので、おどろおどろしいギター・リフが必要だろうと考えていたら、こういう曲になりました。ここまで攻めた曲は避けたがるかもしれないなと想定していたのですが、番組プロデューサーから“これしかない、これでいきましょう”と言っていただき、腹が据わっている方がやっていらっしゃるので、番組としても良いものになるだろうなと感じました」とコメント。

歌詞やボーカルについては、「歌はパッションを重視して録りました。こういう曲はノリ一発でいくのがいいかなと。歌詞も終末感の漂うものになりましたね。地球温暖化によって、南極と北極の氷が溶けたり、異常気象が多発したり、このままだと人類は破滅に向かってしまうんじゃないか、人類は襟を正す必要があるんじゃないかという危惧は常に抱いているんですよ。そうした意識は歌詞にも反映されているんじゃないでしょうか」と明かしている。

また、番組プロデューサーの北村卓三氏は「初めてこの曲を聴いたとき、あまりにもかっこよくて、興奮しました。番組では科学の光り輝く部分だけではなくて、科学の闇の部分、暴力的なところも描いているのですが、この曲はまさにその光と影の両面を見事に表現しているなと思いました」とコメントを寄せている。