エフェクトボード構築の強い味方、入出力を一カ所にまとめるシグナルジャンクションボックス「Signal Traffic」

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ギターエフェクトボードを構築する際に便利なシグナルジャンクションボックスが、Vital Audioから登場。プログラマブルスイッチャー「ENCOUNTER」と組み合わせて威力を発揮する「Signal Traffic」が、フックアップより8月23日に発売される。

ギターシールドケーブルの老舗ブランドとして長い歴史を誇るフックアップのオリジナルブランド、Vital Audio。現在は、エフェクトペダル用電源シリーズ「POWER CARRIER」やプログラマブルループスイッチャー「“ENCOUNTER” VAPS-4」といったギタリストをサポートするモデルもリリースしている。今回登場のシグナルジャンクションボックス「Signal Traffic」(型番:VA-ST1)は、ギターエフェクトボードの構築における新たな提案としてリリースされる。


▲フロントにFXセンドアウトプットとFXリターンインプット、リアにインプットとアウトプットを配したシンプルな構成。

昨今のエフェクトボードは小型化する方向もあり、ボード内の配線時にレイアウトによっては、ギターを挿すペダルとアンプへつなぐケーブルを挿すペダルの位置がセッティングしにくい場所になりがちだ。そこで便利なのがインプットとアウトプットを一カ所にまとめるためのジャンクションボックス。シンプルな構造ながら飛躍的にボードの使い勝手がよくなるアイテムだ。デザインもVital Audioのプログラマブルスイッチャー「ENCOUNTER」と統一されており、ボード内でも一体感を演出してくれる。


▲リアにはギターまたはベースを接続するインプットと、アンプへ接続するアウトプットを配置。

シンプルな設計を主眼とし、エフェクトボードを組むすべてのプレイヤーに愛用してもらえるようデザインもこだわった。ENCOUNTERと組み合わせるのはもちろん、他のスイッチャーのユーザーや、直列ボードを組んでいる人など、さまざまなシチュエーションで使用可能。

また、ボードによっては縁の高さのために、シールドケーブルの接続部が干渉してしまう場合に底上げ用の補助板を付属。この補助板に本機を配置することで、いろいろなタイプのボードに対応することができる。


▲セッティング例:直列ボード


▲セッティング例:スイッチャーボード


▲セッティング例:スイッチャーボード

製品情報

<おもな仕様>
・インプット×1
・アウトプット×1
・FXセンドアウトプット×1
・FXリターンインプット×1
・付属物:底上げ用補助板(ウレタンフォーム製)×1
・外形寸法:84 (W)×76.2 (D)×43 (H) mm (突起含まず)
・本体重量:158 g

◆“Signal Traffic” VA-ST1
価格:4,200円(税別)
発売日2019年8月23日
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